名古屋のテレビ局各社は、名古屋市交通局が2022年9月17日に、市営地下鉄東山線のダイヤ改正を行うと報じた。日中や深夜に減便をおこなうという。
メ〜テレ、CBCテレビ、東海テレビによると、平日日中は現行ダイヤでは5分間隔だが、改正後は6分間隔となる。平日深夜は8分間隔を10分間隔にする。土日日中は現行ダイヤでは一部時間帯で4分間隔になるが、これを5分間隔にするという。ラッシュ時のダイヤには変更はない。減便となる本数は、平日で50本、土日で46本だという。
なお、名古屋市のウェブサイト上では7/4 21:30現在、報道発表資料は掲載されていないようだ。
ここから私見。東海テレビは平日日中は「10〜15時」、深夜は「23時以降」と具体的な時間帯を報じていますが、これだけだと「平日に50本」(=25往復)に達しないので、それ以外の時間帯にも減便があるのかもしれません。いずれ、報道資料も公表されれば答えがわかりそうです。
(追記7/5 23:00)コメント欄にて銀千ハイパワーさんからご紹介の通り、公式発表がありました。ポストJRさん、ライジングさんがお書きのように、やはりラッシュピーク後の9時台、夕方16〜17時台にまとまった減便がありました。また、コロナ禍で休止中の金曜・休前日の終電延長が廃止されますね。皆さま、ありがとうございました。
(メ〜テレ)
https://www.nagoyatv.com/news/?id=013846
(CBCテレビ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/86749
(東海テレビ)
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20220704_19922
この情報はライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
2022年07月04日
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いち早く記事を作成していただきありがとうございます。
名古屋市営地下鉄の中でも特に利用者の多い東山線を減便せざるを得ないのは、厳しいですね…。
緊急事態宣言もまん防もやっていない状況ですし。
混雑させる前提でのダイヤ編成には違和感あります。
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/SUBWAY/TRP0004543.htm
時刻表(名古屋駅時点、藤が丘方面)を比較すると、確かに朝ラッシュ時の減便はありませんが、ピーク後の9時台が5本、夕方の16時台が4本、17時台が2本減らされています。言及がある所だと10時台が1本、11〜15時台は2本ずつ、0時以降が3本減らされている(平日は終電が50分弱の繰り上げ)ので、これを合わせると25本の減便になります。
2020年度においては、東山線のピーク時における混雑率が104%(2019年度は141%)でした。混雑率で言えば他の路線より落ち込みが大きかったことも事実ではあります。コロナ禍からの回復の程度が読めない中ではありますが…
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001413552.pdf
他路線については、しばらく利用していないので何とも言えませんが、あるとすれば鶴舞線・桜通線の平日日中でしょうか(7.5分間隔→10分間隔。これ以上の減便はさすがに無理かと)。
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/next_dia/pc/subway/timetable.html
今後名城線にメスが入ることがあるかもしれませんが、右半分や名港線(現行10分間隔)との絡みもあり、名城線を弄るのはなかなか難しそうに思います。
(過疎区間を12分間隔にするというのであれば6分ヘッド化自体は簡単ですが、さすがに……な気がします)
・名古屋市交通局が来年1/4からの市営地下鉄各線4駅名称変更等に関し下記にて発表
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/SUBWAY/TRP0004156.htm