2022年08月20日

[宇都宮LRT]JR宇都宮駅西側への延伸は県教育会館までの5キロ。東側区間は2023年8月に開業

 栃木県宇都宮市は、宇都宮ライトレール(芳賀・宇都宮LRT)の「2期区間」にあたるJR宇都宮駅西側への延伸について、県教育会館までの約5キロを整備区間と決めた。また、現在工事中の駅東側の区間は、2023年8月に開業するという。

駅東側■2023年8月開業。バス路線の再編も発表

 現在工事が進められている宇都宮駅東口−芳賀・高根沢工業団地間は、2023年8月に開業する。
 市は開業に伴うバス路線の再編も発表した。JR宇都宮駅を発着し、経路が重複するバス路線について、一部はLRTと異なる経路に切り替わり、一部はLRTとの結節点発着に短縮される。ほかに、ベルモール、清原、芳賀の各TC(トランジットセンター)で、LRTに乗り継ぐことを前提とした循環路線が、それぞれ1路線ずつ新設される。

駅西側■県教育会館まで。2026年着工、2030年代前半の開業目指す

 今回の発表では「2期区間」にあたるJR宇都宮駅の西側の計画も明らかにした。JR宇都宮駅の西側には繁華街が広がり、1.5キロ離れた東武宇都宮駅周辺まで商業集積が続くことから、西側をどうするかが注目されていた。
 宇都宮市は、JR駅から大通り沿いに桜通り十文字まで(駅から2.9キロ)を基本区間として、そこからさらに西進することを検討してきた。最長で大谷観光地(駅から8キロ)までのルートを検討したが、途中の県教育会館付近(駅から5キロ)までを整備区間とすることにしたという。想定利用者数は1日2.7万人で、現在工事中の東側区間の想定1.6万人を上回る。2026年に着工し、2030年代前半の開業を目指す。事業規模は400億円と類推されるとしている。
 東武駅前や桜通り十文字付近は、交通結節点として乗り継ぎを円滑にする施設を整備する。大通りを走るバス路線の再編もおこなうとしている。

 ここから私見です。宇都宮市にとっては、西側こそがLRTを中心としたコンパクトシティ計画の正念場なのでしょうが、そのためにも先行開業する東側での一定の成功が必要なのだと思われます。発表資料では、市内の高層建築物の建築確認件数が駅東側で特に伸びていて、人口増加や地価上昇がみられるとアピールしていました。先の話はともかくとして、次に話題になる時は、まもなく開業する東側区間の運行概要の発表ですかね。意欲的なダイヤ(通過運転や追い越し)のお披露目が楽しみですね。

(宇都宮市)
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/kotsu/lrt/1028857/1029845.html
(下野新聞)
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/624306

この情報は、ポストJRさん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 18:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [宇都宮LRT]JR宇都宮駅西側への延伸は県教育会館までの5キロ。東側区間は2023年8月に開業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理人様
コメント欄への情報紹介にもかかわらず記事を作成していただきありがとうございます。

一部区間で工事が遅れておりましたが東側区間の開業時期の目途が立ってよかったです。
開業が楽しみですね。
また、西側区間への延伸も楽しみです。

※参考:下記=宇都宮駅西口付近のルートに関するマイナビニュースの記事
https://news.mynavi.jp/article/railwaynews-254/
Posted by ライジング at 2022年08月20日 21:05
東側の完成も、当初予定より遅れているだけに、西側の延伸がいつになるかも中々読みにくいところではありますが、宇都宮市の中心は東武宇都宮駅付近であり、延伸する区間には学校も多く立地する(マンモス校で名高い作新学院も沿線にある)ことから、手堅い需要が期待できる箇所です。
新聞記事↓にある通り、地元でも色々な声があるようですが、管理人様も言及されている意欲的なダイヤも含めて、富山に続くLRT成功例となるか、期待しています。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/624306
Posted by ポストJR at 2022年08月22日 19:46
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