協定の名前は、「持続可能なまちづくりを推進する連携協定」。小田急による新しい総合車両所の建設、その車両所検討区域に隣接する伊勢原市による都市計画道路の整備を契機として、「近未来のスマートモビリティ社会へ向けたまちづくり」を目指すとしている。
小田急では現在、相模大野駅近くの大野総合車両所を検査や修理などに利用しているが、開設から60年がたち、老朽化していたといい、伊勢原市を移転先として検討を進めているという。
発表資料によると、伊勢原と鶴巻温泉のほぼ中間地点(総合車両所の検討区域からは新宿寄り)に「スマート新駅」設置の検討も盛り込まれている。
NHKによると、総合車両所の開所は2033年度。神奈川新聞によると、本日の記者会見では小田急社長が新駅について、「車両所と同時の開設を目指すつもり」と語ったという。
(小田急)
https://www.odakyu.jp/news/dq40940000001d0t-att/dq40940000001d10.pdf
(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20230308/1050018791.html
https://www.nhk.or.jp/shutoken/yokohama/article/009/72/
(神奈川新聞)
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-974026.html
この情報は、ライジングさん、えびすこさんからいただきました。ありがとうございました。
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私からはコメント欄への情報提供だったにもかかわらず新たに記事を作成していただきありがとうございます。
さて、本件に関しとうとう正式発表があったのですね。
最初に報道を見た際、細かい事情や時系列こそ少し違うのかもしれませんが、新しい総合車両所とその近くにスマートシティということで、東武日光線南栗橋の例が浮かびました。
南栗橋は半蔵門線直通列車終着駅から都心方面⇔栃木方面の乗換拠点へと発展し3/18改正からとうとう特急停車駅になります。
伊勢原のこのエリアも南栗橋のように発展させていきたいのかなと思いました。
江ノ島線用6連の列検を考えると相模大野の検車機能を全廃することは運用上大きな制約になり、であれば検車区として再建したのちに海老名の機能を移転したほうが合理的です。
土地としても、相模大野が駅から江ノ島線を隔てた反対側であるのに対し、海老名は駅に隣接していますからね。
小田急本線(新宿〜小田原間)としては久しぶりの新駅開業では。