JR北海道は、2023年5月20日に室蘭本線苫小牧−室蘭間を中心にダイヤ改正をおこなう。新型電車737系の投入に伴うもので、従来の気動車を置き換えることで、苫小牧−東室蘭間の普通列車が平均9分の時間短縮となるという。札幌直通列車についても時刻変更がある。
なお、2023年3月18日のJRグループ一斉ダイヤ改正での札幌都市圏の変化は小幅で、北海道ボールパークFビレッジの開業に合わせて、ナイター開催時に札幌方面への臨時列車の運転を盛り込んだほか、一部列車の「土休日運休」をとりやめて、毎日運転とした。対象となったのは、快速エアポート6本と、ほしみ発の普通1本。(記録のために今春の改正内容についても合わせて触れました)
(JR北海道)
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/230413_KO_0520_737.pdf
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/221216_KO_2023kaisei.pdf
この情報は、ななさん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
2023年04月14日
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3/18改正も含めたJR北海道の記事を作成していただきありがとうございます。
新球場の観客輸送に関して、3/30の開幕戦当日は北広島駅が大変な混雑だったようで、予定されていた臨時列車に加え、さらに増便されていたようです(参考:下記(1)=「FNNプライムオンライン」(北海道文化放送制作)の報道)。
(1)https://www.fnn.jp/articles/-/507313
今後も混雑状況により臨時列車の増便で対応していくこととなるでしょうか。
なお、先日JR北海道から発表された利用状況(下記(2))によると、「快速エアポート」の1日あたりの利用者数が3月は平年比103%,4月(9日まで)は同109%であったとのことです。
(2)https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20230412_KO_usage_situation.pdf
室蘭線5/20変更にも簡単に触れますが、ほぼ終日にわたり時刻変更があるほか、一部で2列車を一本化し東室蘭での乗り換えを解消しているケースもあるようですね。
せっかくの電気設備ですから、貨物列車の電気機関車化も期待してしまいますが、貨物ターミナル内は架線の無い所が多く、個人的な妄想の域を出ません。DF200形もまだまだ使えるでしょうし。
ダイヤの観点からは、711系→キハ141系→737系と所要時間の変化が気になります。ちょうど711系が走っていた頃の時刻表を所有していますので、比較すると面白いかもしれません。
室蘭線のキハ141系は450PSの143形だと思うので、この性能を生かすダイヤとしていれば、特に駅間の短い区間の所要時間は、711系より短縮している方が私にはしっくりきます。
そういえば711系は札幌都市圏の通勤輸送に不向きで日常的に遅延していた、という話がありましたね。すっかり忘れていました。
東室蘭〜苫小牧は3km弱のローカル線にしては駅間距離が短い箇所が多く、こちらでも711系は特性を生かしづらかったのではないかと予想します。
実際の比較は気が向いた時にやってみようと思います。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20230913_KO_Kitahirosima.pdf
(1)https://www.fnn.jp/articles/-/606577
(2)https://www.sankei.com/article/20231027-RCG5DCBGFJN3FALCCZN6M7SQWU/
(1)https://www.hokkaido-np.co.jp/article/939412/
※(参考資料)下記(2)=JR北海道が先月発表した「快速エアポート」等の利用状況(主に7月〜9月)
(2)https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/0231012_KO_usage_situation.pdf