JR東海、JR西日本は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」について、ゴールデンウィーク(GW)、お盆と年末年始の3大ピーク期は自由席をなくして全車指定席とすると発表した。今年(2023年)末から適用される。
リリースによると、3大ピーク期には、自由席の乗車に長い待ち時間ができたり、自由席の乗降に時間がかかって列車の遅れが発生したりしていたという。自由席をなくすことで、一列車あたり指定席が約2割増える。自由席特急券を持った乗客は、デッキなどに立席で利用する場合に限って「のぞみ」に乗車できる。
最初に適用されるのは2023年12月28日から2024年1月4日までの8日間。
「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」には通常通り自由席が設定される。これらの自由席が混雑した場合は、「のぞみ」の立席利用を案内する場合があるという。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042944.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
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・指定席と自由席で同じ座席にもかかわらず850円(東京~新大阪)の差
・自由席で座っている客と立客との差
・全指定席化前の「ひたち」「ときわ」で問題になっていたように、自由席車両に並ばず指定席車両から割り込む客の存在
・切符を持っていない未就学児の自由席利用
ただ、定期利用が多い東京~新横浜と小倉〜博多でデッキ利用のみというのは混雑し難しいので、この区間のみは数両自由席を設け、新横浜あるいは小倉以遠に限定して指定席にするのがよいと思います。
情報提供欄以外への紹介かつダイヤではなく座席に関する話題にもかかわらず記事を作成していただきありがとうございます。
さて、昨年春から山形新幹線が全車指定席化(JR東日本の下記(1)発表参照)、今春から上越新幹線「とき」の臨時列車が全車指定席化(同社の下記(2)発表参照)となっておりました。
(1)https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20211116_s01.pdf
(2)https://www.jreast.co.jp/press/2022/niigata/20230120_ni01.pdf
いずれも繁忙期の混雑への対応,着席ニーズへの対応が主な目的でした。
今回の件に関しても、こういった流れに沿った形なのかなと思いました。
※下記(3)=今回の件に関する「乗りものニュース」の記事
(3)https://trafficnews.jp/post/128132
こうしたことを考えると、全席指定席は妥当だと思います。ただ、「立席特急券でも空いていたら座れる。ただし指定券所持者が来たらすぐに席を立つ」は周知、徹底してほしいですね。
・指定席車に比べて乗車が集中し混雑する
・有効な特急券を持っていない乗客へきっぷを販売しなければならない
・自由席の方が車掌の業務が大変であるにも関わらず売上は少ない
と、昨今の業務効率化と増収増益化の流れからは離れた存在なのでしょう。
繁忙期に限っての話とのことですが、閑散期でも全席指定席でいいように思います。窓口は縮小傾向ですが、スマートEXはかなり普及していて乗車変更が楽ちんですから。
ムーンライトながら族さんへ
>定期利用が多い東京~新横浜と小倉〜博多でデッキ利用のみというのは混雑し難しいので、この区間のみは数両自由席を設け、新横浜あるいは小倉以遠に限定して指定席にするのがよいと思います。
新横浜→東京は朝ラッシュ時間帯のみ自由席特急券でも普通車指定席に座れる特例がありますので、そのような複雑な運用をする必要はないと思います。
そもそも全席指定だったのぞみに自由席を設けたのはのぞみ中心ダイヤにシフトしたときに、全席指定ではいろいろ不便があると想定されたからではないかと思われ、解決したのかどうかだと思います。
もう1つの問題は東海道に限りませんがスマホ完結でちゃんと乗車券もスルーで買えるチケットレスとセットでことが進まないと実質的にローカル線の切り捨てに繋がっていること。
無人駅ばかりのローカル線の普段は車しか使っていない人に、やれICカードだ、事前に乗換駅で余裕を持って発券だ、チケットレスは新幹線と在来線が運賃別立てだ、ということにしてしまっては、ローカル線を使わずに直接新幹線に車で乗り付けてしまって当然。在来線特急停車駅ですら切符が買えず、新幹線乗換窓口でもスムーズに買える、引き換えられるとは言えない状態では在来線からの乗り継ぎ時間の少ない新幹線や特急は慣れていても躊躇してしまいます。
Bangkokさん
>「立席特急券でも空いていたら座れる。ただし指定券所持者が来たらすぐに席を立つ」は周知、徹底
現実には難しいと思いますよ。話しかけるのが怖そうな人、逆にお年寄りや、体の不自由な人、小さな子供が予約している席に座っていたら、私のようなw気が小さい利用者は声をかけづらいですよね。
座っている人もどこから予約が入っているか分かりませんので、立席特急券では座れないことを徹底、さらにいえば混乱のもとになりそうな立席特急券は販売しないほうが良いと思います。
銀千ハイパワーさん
>新横浜→東京は朝ラッシュ時間帯のみ自由席特急券でも普通車指定席に座れる特例
その「特例」って広く知られていますが、JR東海のHPを確認しても出てこないので、どこまでオーソライズされているのか分からないんですよね。
JR東海は「自由席のみの乗車とすると、乗降に時間がかかりすぎて(世界に誇る)定時性が維持できないので仕方なく指定席の着席も認める『運用』をしている」と考えているかもしれず、自由席がない列車には指定券を持っていないと乗車できないという「原理原則」が適用されるのを危惧しています。
また例えば下り東京20時台は「のぞみ」は5本ですが、「ひかり」1本「こだま」2本と、新横浜~東京で乗車できる本数の大幅な減少が懸念されます。これは小倉~博多でも同じです。
長くなりましたので、続きは次のコメントで。
「特例」について
https://tabizine.jp/article/527046/
なので、今回ののぞみ全席指定席化は、多くの人にとって都合のよい特定の時間帯に駅に行き切符を買って乗るという行動につながりやすい、言い換えれば集中と親和性の強い自由席を縮小する流れの中で実施されるのでしょう。
長距離利用における集中の゙緩和は、「ネットで空いた指定席を予約する」が一般化できるようになるまで、かけ声をかけることくらいしかできず、実効的な手段はなかったでしょう。長年の課題にやっと本格的に取り組めるようになったのだと思います。
なんか言いたいことがとっ散らかっていてよくわかんないんですが、
自由席の存在が不公平だからなくせと言いつつ
東京−新横浜や小倉−博多だけ自由席を残せって理屈がよくわかりません。
>自由席がない列車には指定券を持っていないと乗車できないという
>「原理原則」が適用されるのを危惧しています。
こんなことコメントされていますが、一体いつの話をしてるんでしょうか?
まだ、いつ実施されるかもわからない「のぞみ」の
完全全車指定席化がされた後の話をされているんでしょうか?
少なくとも「今」においてこの危惧は的外れだと思いますが・・・。
あとそもそも論ですが、
・指定席と自由席で同じ座席にもかかわらず850円(東京〜新大阪)の差
・自由席で座っている客と立客との差
自由席特急料金と指定席特急料金の差額は座席を
確保するかどうかが差額であり、
座席の質に対する料金ではないので不公平でもないですね。
また、自由席特急料金に座席確保の対価が含まれていないんだから
座れる座れないは公平性とは別の話ですね。
これが不公平なら極論、運賃払って乗っているのに
座れる人と座れない人が出る鉄道というサービス自体公平なの?って話になります。
>「のぞみ」通年全車指定席化に賛同いただく返信ありがとうございます^^
>立席特急券では座れないことを徹底、さらにいえば混乱のもとになりそうな立席特急券は販売しないほうが良いと思います。
と書いておられるので、全席指定席化に賛成かつ立席特急券は不要との意見と思っていたら、
>自由席がない列車には指定券を持っていないと乗車できないという「原理原則」が適用されるのを危惧しています
とも書いておられました。「危惧している」ということは、指定券を持っていなくも全車指定席の列車に乗れるようにすべきだということですよね。であれば、立席特急券は販売しない方がいいとのご意見ですから、それ以外の何を買って乗ればよいとお考えなのでしょう? それとも特急券はいらないとお考えなのですか?
>現実には難しいと思いますよ。話しかけるのが怖そうな人、逆にお年寄りや、体の不自由な人、小さな子供が予約している席に座っていたら、私のようなw気が小さい利用者は声をかけづらいですよね。
まず、指定席では自由席で同様の場面になるよりはずっと声をかけやすくなります。声をかける利用者は指定券を持っているのですから、単純明快に「そこは私が予約した席です」と伝えられます。また、車掌も「その席はこちらのお客さんが予約した席です」とこれも明快に伝えられます。マナーを守ってほしいというお願いベースだったのを、決まりを守るという強制ベースに変えることができます。
立席特急券では座れないことを徹底したり、立席特急券は販売しなければ、理屈では座席の占拠者は出ないはずですが、実際には、「指定券を持っている人が来たら当然席を立つよ。それなのに空いている席に座って何が悪いのか理解できない」などと主張する人が出てくるでしょう。これに対して、「規則ですから守って下さい。切符にもその旨記載しています」と伝えても、「そもそも空いている席に座れないという規則が不合理でしょ。車掌さんだって内心そう思っているんじゃないの」といった反論をされそうで、対応する車掌さんが気の毒です。
そもそも現在、立席特急券で座れるかどうかは、最終的には現場の車掌の判断にゆだねられている気がしています。けれども、違う対応をされると「この前は座れたのに、何で今日はダメなの」とやはりトラブルの元になります。どういう対応をするかは決めておかないと、車掌さんが気の毒です。
リリースを再読しますと、自由席特急券でデッキ等に立席で乗車できると示されていますので
9/15コメント
>自由席がない列車には指定券を持っていないと乗車できないという「原理原則」が適用されることを危惧
>新横浜~東京で乗車できる本数の大幅な減少
は誤認でした。失礼しました。
Bangkokさん
「はやぶさ」等で設定されている立席特急券ではなく、自由席特急券での立席ですので、現行ルールと同じく自由席特急券で指定席には座れませんよね。
ご指摘のように、今回ののぞみの全席指定席化では、はやぶさのような立席特急券でなく、自由席特急券で乗れるのでした。失礼しました。
なお、私の「立席特急券でも空いていたら座れるようにする」は、指定席との差額を払うことを前提として書いていますが、今回のリリースにある「「のぞみ」号の指定席に着席された場合は、所定の指定席特急料金
が必要となります」も差額を払うということですよね。違うのかな。
第一項
旅客ハ営業上別段ノ定アル場合ノ外運賃ヲ支払ヒ乗車券ヲ受クルニ非サレハ乗車スルコトヲ得ス
第二項
乗車券ヲ有スル者ハ列車中座席ノ存在スル場合ニ限リ乗車スルコトヲ得
これを遂行するには完全に全列車指定席にしないかぎり不可能ですが守られていない
新幹線の例ではありませんが、満員電車と法律の関係を示したPRESIDENT Onlineの記事(下記。※2ページ目)に同法15条2項の国土交通省の解釈が記されております。
https://president.jp/articles/-/1290?page=2
新幹線の例においてもこの解釈が類推適用されるものと思われます。そもそも東北新幹線等の立席特急券が制度として認められている時点で、満席の列車に乗客がさらに乗ることが認められないなんて解釈はあり得ないでしょう。
よって、例えば今回の件によってJR東海やJR西日本が何か罰則を受けるなどということは、おそらくないでしょうね。
東海道新幹線はどんどん発車するので山手線横浜線など在来線の障害が原因で乗り遅れても心配はありません。後発列車の自由席を利用すれば良いのです。のぞみ全列車全席指定となったら少々事情が変わってくると思います。
季節にもよるでしょうが金曜日の夜などのぞみ自由席車では品川から新大阪まで立っている人がいます。全車指定席にしても解決しないと思います。
多客期には、北陸新幹線の指定席も同様にとりにくいのでは。それに北陸新幹線の特急料金は高いですし、遠回りになるので運賃も高くなるでしょう。なので、東海道新幹線のグリーンと同程度の費用になって、グリーンが空いていれば、私はこちらを選ぶ気がします。もちろん、この際だから北陸新幹線に乗ってみようとか、金沢に寄ってみようという人はいるでしょうね。
>後発列車の自由席を利用すれば良いのです。のぞみ全列車全席指定となったら少々事情が変わってくると思います。
JR東海は「そういう時はぜひEX予約を使って、後続列車の指定席にどんどん変更してください。これまで後続の自由席に座れた状況なら、指定席への変更もできるでしょう。(満席で指定席に変更できないなら、それはこれまでなら後続の自由席に座れない状況。これまでもこれからも座れないのは同じ)」と考えている気がします。
プレスリリースには書いていない指定席拡大による収入増に加えて、根底というか基本にEXへの誘導による経営改善と利用の分散促進があると思います。
>季節にもよるでしょうが金曜日の夜などのぞみ自由席車では品川から新大阪まで立っている人がいます。全車指定席にしても解決しないと思います
私も解決しないと思います。ただプレースリリースには、
@3大ピーク期では、日・時間帯によっては指定席が早い段階で満席になる
A始発駅以外から乗車の場合には着席や乗車ができないこともあった
B指定席を予約できない利用者が、ホーム等で自由席を待って長い間ならぶことがあった
C自由席への乗降に時間がかかり列車の遅れが発生することがあった
ことから、3大ピーク期にのぞみを全席指定席として、
@のぞみで提供する指定席を約2割増やし、より多く利用者が予約・着席できるようにする
A長い間待つ必要がなくなり、乗降もスムーズになって列車の定時運行にもつながる
とあります。つまり、立っている人を減らすことは入っていません。
話は変わりますが、JR東海は車内販売をやめるそうですね。販売員をどうするのかと心配しましたが、駅などでの販売に異動するだけでなく、適性と意欲があれば、車掌、運転士、駅員などいくらでも職場はありそうです。いかなJR東海でも人材難は心配で、むしろ将来に向けた人材の隠し財産になっていそうです。
自由席より指定席(最繁忙期)の方が1席当たり930円高く徴収できますし。
自由席特急券での立席を認めることで、1列車当たりの収益も立席での乗車数×自由席特急料金分だけ収入が増える上、立ってでもよいから早く移動したい客が東京駅などのターミナル駅で指定席のキャンセル待ちで滞留することがなくなりますから、JR西日本や東海にしてみれば「自由席での立席利用を認めない」理由がないんだと思います。
小倉⇔博多のような特定特急券(自由席)を利用する客が多い区間では自由席での立席利用が認められれば、着席にこだわらない客は博多や小倉で「のぞみ」を見送ることもなく、「のぞみ」を見送った客で「みずほ」や「さくら」や「こだま」が混雑してしまうこともないので、この点でも自由席での立席利用可の方が合理的なんだと思います。
自分はちょっと違うと思うんですよね。
全席指定で自由席券客を排除したら捌けないので
そうせざるを得ないというところでしょう。
全席指定は自由席の乗車率が200%とか行く時期が対象です。
自由席券の客をのぞみから排除すると乗車率200%なら
1列車から250人くらいあふれることになります。
1時間12本ののぞみが全部同じ混雑だと3,000人が
毎時4本しかないこだまとひかりに殺到します。
(名古屋より西なら3本になりますが)
さすがにこんな事態起こすとJRにクレーム殺到するのは
火を見るよりも明らかでしょう。
なので自由席券での立席乗車を許容しない選択は取れないのです。
全席指定で自由席券客を排除したら捌けないので
そうせざるを得ないというところでしょう。
→もちろん、そう思います。
何せ東海道新幹線、輸送量が多いので、1列車当たり少しでも多くの人を乗せたいという意図は当然あると思います。
立席不可では運びきれなくなりますからね。
【メリットが生じる利用者】
@ネット購入、駅購入を問わず、指定券志向の利用者。指定席が増えるのですからあたり前ですね。
A上記と重なるところがありますが、自由な時間が多かったり事前に日程を決めるなど、余裕をもって指定席を購入できる利用者(高齢者や家族旅行など)。
B新横浜のような中間駅からの自由席利用者。これまでは早く来ても座れないどころか、1〜3号車とその近くの指定席に集中するので乗ることすら難しいことがあったでしょう。それが16号車までの13両に分散して、立つのは同じでも余裕ができます。
C始発駅で長時間待っても座れなかった不運な自由席利用者や、待たずに直近の列車に乗っていれば待ち時間のうちにかなりな行程を進んでいた自由席利用者の報われない待ち時間をなくせます。
【デメリットが生じる利用者】
@始発駅で、幸運にも長時間待たずに座れた自由席利用者。
A長時間待っても意味がある、東京→岡山、広島、博多などの長距離の利用者。
A自由席から離れた指定席(16〜13号車あたり)で、ゆったり過ごしていた人たち。これまでとは違って16号車までしっかりデッキや通路に利用者が立っているようになります。(車内販売をやめることと整合します)
他にもいろいろあると思いますが、利用者にもメリットの方が多そうです。なんにせよ指定席を買うのが上策で、忙しくて事前に駅で買えない人や楽をしたい人はネットでどうぞというところですね。
全席指定席化は、これまで差があった始発駅、中間駅の着席機会の平等化を実現するともいえますね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/099de41b50d038f38640fa63460f9fe432ca9718
どの記載が大嘘か?
「自由席車の場合は座れない客が座席間の通路に乗れる。1列に付き2人として、1車両に付き40人。立っている人の収入総額は55万1200円になる。つまり、自由席のままの方が41万7200円も売り上げが大きい。自由席は3両だし、最繁忙期はのぞみが1時間に12本も走る。自由席の指定席化によって大きな機会損失が発生する。」
全車指定席になっても自由席特急券もっていればデッキ等つまりデッキ以外にも「座席間の通路」にも立っていられるのに、あたかも全席指定化で自由席特急券立席乗車がなくなるかのごとく記事にしている。
「うそ」は、間違っていることを知りながら、あたかも正しいように言ったり書いたりすること。
「デマ」は、根拠のないことや勝手な思い込みを言ったり書いたりすること。
「間違い」は、正しいと本人は思っているが実は正しくないことを言ったり書いたりすること。
と私なりに定義すると、この記事はデマあるいは間違いの可能性もあると思います。
新横浜〜東京は朝のみ指定席の空席に座れるのでマシでしょうが、名古屋〜京阪神は一定の利用があるのに遅いひかり・こだましか座れないのはよくないと思います。
本来なら新幹線定期をEXサービス連動にして、毎日座席指定ができるように組むべきでしょうが..
私が「大嘘」と書いたのは「杉山氏のような鉄道に詳しい人間なら誤解もしないだろう」という推測したからですね。
今回の杉山氏の記事を読んで、全席指定化=増収目当てという一部のバッシングからJR東海や西日本を擁護したいために意図的に誘導しているような印象をうけてたので。
個人的にはのぞみ全席指定化でJR東海や西日本が増収狙っても良いと思ってますけどね。(コロナ禍がもたらした交通機関への経営ダメージは大きかったから)
杉山氏が本当に今回の件を誤解しているなら、おっしゃる通り「間違い」という言葉が適切ですね。
まあ実際はのぞみ普通車指定席の立席での利用が認められますから、これからも穴場であり続ける気はしますが。
正直席が勿体ないので、こだまの指定席拡大も併せてやった方がいいのではないかと思います。
ひかり・こだまでは自由席特急券を発売するので、誤発売の可能性も上がりますし、そもそも通常の日には乗れていた列車に(立ってすら)乗れないということ自体が大きなトラブルになりえると思います。東北新幹線系統のように、毎日そういった運用になるのであれば多少は乗客も理解して利用するでしょうが、最繁忙期だけというのはなかなか難しいと思います。
今回はおそらく試験的な意味合いも強いように思いますが、今後は小倉-博多間や新横浜-東京間などに制度として特例を設けたり(私は小倉-博多間では実際には着席をとがめないと思います)、新幹線定期券の利用に配慮した日程(たとえば12/30-1/3などさらに最繁忙期だけ)に調整したりする可能性はあると思います。
山陽区間相互のほうが混乱が想定されるように思いますが、仕方ないのでしょうかね。
年末年始は最も休みが集中するところなので、定期券の問題が生じにくいですが、お盆は通勤なども一定程度残るので、難しい判断になりそうです。
1 指定席を購入する
2 自由席のあるひかりやこだまを使う
3 のぞみ指定席車を立ったまま利用する(一部折り畳み椅子、シートなどを持ち込む)
4 北陸新幹線、近鉄特急、飛行機など他の移動手段を検討する
5 時期をずらす
6 旅行そのものを取りやめる
この中で指定席を利用するようになる人とともに多そうなのは、旅行そのものをやめる人という気がします。東京ー新大阪間などを立ったまま利用してもよいと思う人は帰省の大学生のように体力のある若者が主で多くはないと思います。
JR東海、JR西日本にとって増収になる要因が指定席の増加以外にあると思います。ここまでの議論でインターネットでの乗車券の購入を勧める営業戦略と関係があると指摘されている方がいます。JR東日本、JR九州の駅で乗車券特急券を購入すると販売した会社が手数料を得るはずです。インターネットのサイトは自社の運営なのでこの手数料がかかりません。ネット割引があっても他社駅販売より収入が多いと思います。
「思う」というのがやや不安ですが、常識的な対応だと思います。
2020年の国勢調査によりますと通勤者数は次のとおりで、新幹線定期利用が多いと思われます。
愛知県→京都府大阪府兵庫県2089
兵庫県大阪府京都府→愛知県2520
大阪府→岡山県539
岡山県→大阪府1119
岡山市→広島市677
広島市→岡山市617
kokoさんコメントにありますとおりのぞみに座れないのはちょっと気の毒な気がします。12/28(木)~1/4(木)は指定席特急券と自由席特急券との差額(例えば名古屋~新大阪は940円)で特別指定券(仮称)を導入するような配慮があるといいですね。
@kokoさんが書かれたように、EXと連動させて、1ヶ月先でも3ヶ月先でも予約できるようにする
A通勤通学で使わない日まで予約されると、他の利用者が迷惑するので、1ヶ月は15日とか20日を上限にする。不足分はムーンライトながら族さんが書かれた特別指定券を別途販売する
B未使用予約分は、その枚数に応じて返金し、無駄な予約の発生を抑制する
などとしたらどうでしょう。
私も有効期間が1年あれば、値段次第で東京・京都50回券を買うかもしれません。
こうした問題を考えると、利用実績に応じたポイント付与に一元化する方がよいのではないでしょうか? 例えば月に20回以上同一区間に乗ると、利用者・鉄道会社双方にとって定期券や回数券の割引とバランスのとれるポイントが付与される感じです。
そしてこれを進めて同じ区間の反復利用にこだわらず、利用実績、もっと言えばその鉄道会社への支払額に応じて付与率が高まるポイント制はどうでしょうか。定期券や回数券も、この利用度合いに応じて得をするポイント制に一元化してスッキリさせ、あわせて払い戻しの手間も解消させるのはどうでしょうか。
多くの会社で通勤定期代を負担していることが気になりますが、在宅勤務も増えている今日、社員と会社で合意した出勤日数分を負担するという対応もできる気がします。
初めてSworkシートのA席を利用しています。320円高いEXグリーン早特に比べて、隣に誰も座らないこと、座席横のB席の半分に荷物を置けること、仕切りがあるのでC席も気にならないのがよい反面、座席自体や車内の調度はグリーン車のほうが当然よく、グリーン車には毛布、雑誌、車販があります。
それぞれに長短がありますが、選べるなら私は早特のグリーン車かなあ。隣に誰も座らないくらい空いていたら、普通の指定席、自由席でいいのですが、乗るのは金曜日夜とか月曜日朝が多く、かなりの確率で隣に誰か座ります。快適な利用の選択肢が広がったのは歓迎です。
EX-ICですが、自由席の料金が据え置かれる一方で、指定席が値上げされました。指定席に誘導したいなら、同額のまま値上げする方がいいのではと不思議に思いましたが、指定席が混んで自由席が空いている状態の解消と収入増の二つを狙っているのかもしれないですね。
窓口で買えば指定席の方が高いですから、そういう人が「なんで安い方が空いているんだ!損した」と不快に思っても不思議はないですから。
東海道新幹線については新幹線だけを年に何往復もする乗客に最適化されている一方、一見さんや在来線乗継客はお断りに近い扱いになっているように感じます。
在来線と乗り継ぐ場合はJR東海のシステムが使えず、東日本か西日本を経由して予約すればOKというのがなんとも。
名鉄、近鉄の運賃が高いおかげで在来線と打ち切り計算にしてしまってもJR東海線の利用者は減らないのかも知れませんが、自家用車との競争なども含めるとどうなのでしょうか。
もっと言ってしまえば定価の切符しか販売しないことを前提にするのはやむを得ないとして全国ネットの指定席予約サイトを構築できないのかと思います。インバウンドどころか日本人からしてもJR各社の予約システムと受取場所の組み合わせは複雑過ぎます。せめて特急券は定価で良ければ全国統一サイトから予約してチケットレスか単なる印刷した紙で構わない。乗車券は窓口のある駅は窓口発券、ない駅は乗車後に主要駅で精算発券となるだけでだいぶ違いそう。
ところで、乗り遅れなどで指定席に空席がでた場合、差額を支払って座ることについては、どんな対応がされているのでしょうかね。
こだまへの誘導を強化するべく、ひかりの全席指定席化も必要なのではないかと思います。
参考にした動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=i6y35spmbSg
ひかりの自由席が混んでいた理由の1つですが、のぞみは全席指定席ということだけが頭に入ったため、指定席を予約していないと乗車できないと誤解してひかりに流れた人が案外多くいた気がします。「指定席を予約していないと座れませんが、乗るだけなら自由席券で大丈夫」というの周知も来年の改善点だと思います。
一方YouTubeで、これだけ全席指定席を広報しているのに「そんなことは知らなかった。ケシカラン」と駅員さんにしつこく文句をつけて他の人に迷惑をかけている事例が取り上げられていました。バカの壁の典型的な例ですね。いくら広報しても、こういう人は数は減っても絶滅はしないでしょう。駅員さんお疲れさまです。
そんなことを周知されたらトラブルと混雑の素なのでしない方が良いかと思います。
>そんなことを周知されたらトラブルと混雑の素なのでしない方が良いかと思います。
いろいろな考えを知ることができるのが、この掲示版の素晴らしいところです。
関西特派員さんは、どんな改善点があると思われますか?
明けましておめでとうございます。
昨年は、一部、極論を投稿して、一部の方にはご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。
今年は、もう少し気をつけますので、よろしくお願い足します。
まさか、「体験談」を投稿することとなるとは思いもよりませんでした。
私事ですが、年末に不幸が発生し、本日(1/3)が告別式となり、日帰りで、名古屋まで往復しました。
当然、日程が決まった1/1時点で、帰りの新幹線の指定券を確保できるはずもなく、この話題通り、自由席で帰ってくる身に、自分自身が立たされるとは思いもよりませんでした。
数点、実体験を皆様にお伝えします。
(1)名古屋駅の(乗り換え通路の)みどりの窓口は、長蛇の列でした。
(列に並んでみても、何ともならないのに・・。
「指定席をまだお持ちになっていない方へ、どうしてください」、とのアナウンスや案内は
皆無でした。)
(2)上りホームの新大阪方への階段を上ったところに、「自由席券をお持ちの方は、11号車から16号車への分散乗車にご協力ください」とのプラカードを持った人が立っていました。
構内放送を含めて、指定席券を入手できなかった人への案内で私が接したのは、唯一これだけです。(せめて、階段下での掲示・あるいは放送をしてくれれば、ホーム(や車内)の混雑も少しは緩和されたのに)行きには、改札外も色々探しましたが、何も見つけられませんでした。
(3)私が、ホームに上がった時は、のぞみの発車時間は過ぎていたタイミングでしたが、全然ドアを閉めることができず、多分、5分以上の停車時間を要していたと思います。
(4)反対側に、小田原停車のひかりが停まっていたので、多目的室があるところの11号車デッキは広く、他のデッキより楽そうなので、一旦は、12号車・デッキ13号車デッキまで行ったのですが、慌てて戻って、乗りました。(本当は、のぞみの実態とか、あちこち観察したかったのですが、楽そうなひかりの11号車デッキに、本線開通で、慌てて乗り込みました)
(5)名古屋発車後「8号車・9号車・10号車のデッキは、自由席券ではご利用いただけません」とのアナウンスがあって、(実際、乗り込む気にならないほど一杯でした)、実際に車掌が、個別に移動を要請したようです。
(6)小田原では、驚くほどの客が降りました。(定時到着にまで回復したものの、自由席の乗り降りで、またも遅延が発生しました。)デッキの立ち客は、当然のように着席しました。
(7)よくよく考えると、ひかりは、自由席がありますから、自由席券で指定席に座っても差額支払いで済みますが、今回の制度では、のぞみは全車指定席ですから、新横浜から座ると、(リリースによると)指定席特急券全額を支払わなければなりません。
(でも、実際に、新横浜から先で、検札をして、新横浜から座った客全員に、新横浜ー東京間の指定席特急券全額(2,700円)での発券をすることができるのでしょうか?)
全車指定席化を図るなら、新横浜から東京、或いは、新大阪止まりの列車に限っては、京都から新大阪、また、小倉から博多は、全車自由席という扱いにするとスッキリすると思います。
(この発表があったときに書き込もうかと思った内容なのですが・・・)
全車指定席化は、混雑緩和のための有効な策だと、私も思います。
しかし需要が供給を上回っているという現実の中で、いかに円滑で(=遅延発生がなく)、皆が気持ちよく利用できる制度とするかということに関しては、(飛行機のように、座席数を超える乗客を拒否できるのならともかく)「全車指定席化」だけで課題を解決できるはずもなく、それを溢れる需要にどう対応するか、という視点がJR東海には足りなかった、と私は思っています。
(そう書くと、また、反発する方もおられるかもしれませんが・・・)
PS:これを機会に、ハンドルネームを改めます。
駅での乗降時間が長くなり遅延が発生しますと輸送効率が低下します。全車指定席化はこれを防ぐねらいがあったと思います。どれほど成功したのでしょう。
全車指定席なら東京ー新大阪ノンストップの臨時列車は運転できないものでしょうか。乗降時間を短縮する最良の方法は駅を通過することです。誤乗車防止のため「ひびき」など新しい名前をつけるべきかもしれません。その一方で全車自由席の臨時のひかりを運行するというのはどうでしょう。
このような2つの災害や事故が繁忙期に起きるというのは正に「緊急事態」であり、JR各社においては柔軟な対応をお願いしたいものです。例えば、次の対応が考えられます。
1.希望する乗客に対しては「実際に乗車する区間の正規指定席料金」を支払えば指定席室内の立席乗車を柔軟に認める。(これはJR東日本・北海道・西日本が運行する「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「はやて」「かがやき」でも生かせるところです)
2.南武線利用者様が記述されている通り全車自由席の臨時「ひかり」を運行する。(東京〜博多間を運行する場合の停車駅は東京・品川・新横浜・小田原・豊橋・名古屋・米原・京都・新大阪・新神戸・姫路・岡山・福山・広島・新山口・小倉・博多が良いと思います)
以上です。
※念のため申し上げますが「のぞみ」の全席指定席の期間は1/4で一旦終了しました(次回はGWを予定)。
・東海道新幹線で1/2〜1/4に運転された「普通車全車自由席」の「のぞみ」,山陽新幹線で1/3,1/4に運転された「普通車全車自由席」の「ひかり」に関し報じたマイナビニュースの記事(下記(1)〜(4))
(1)https://news.mynavi.jp/article/20240102-2856315/
(2)https://news.mynavi.jp/article/20240103-2856492/
(3)https://news.mynavi.jp/article/20240104-2857005/
(4)https://news.mynavi.jp/article/20240104-2856991/
※北海道新幹線や北陸新幹線でも「普通車全車自由席」の「はやて」(※新函館北斗発東京行),「はくたか」の運転がありました(下記(5),(6)もマイナビニュースの記事)。
(5)https://news.mynavi.jp/article/20240104-2856970/
(6)https://news.mynavi.jp/article/20240104-2856979/
色々な考え方や自分の知らないことが学べることに関しては同意です。
のぞみは元々全車指定席でしたので、本来はそれに戻すべきだと思います。
とはいえ、急遽乗ることになった人もいるでしょうから、1列車ごとに枚数限定の立席兼(東日本でいうところの座席未指定券?)発券程度ならありかと思います。
(能登半島地震のような緊急事態は別にして)
それで乗り切れないなら他の移動手段を探す、使う。
それだけです。
南武線利用者さんの「(普通車)全車自由席のひかり」を臨時列車で運転はありだとは思いますが、増発の余地があるのかどうか。
※12/29に三島→米原で夕方のこだまの自由席に乗りましたが、余裕で座れました。
E席で隣は米原まで誰も乗らず。
ABC席が丸々空いているところもありましたし、米原では車内は空気輸送に違い状態でした。
関東〜九州の移動なら最初から指定席を確保するか飛行機などでしょうが、関東〜関西ならこだまの自由席でも十分だったのではないかと思いました。
(しかも普段より自由席が少ないこだまの自由席でも十分と)
………………………………………………
臨時列車や増結を目一杯しても輸送力が不足する時期には利用の集中緩和が重要と考えたのが、のぞみの全車指定席化の大きな理由の1つだったと思います。今回はこのことはかなり周知されたものの、グリーン車以外なら乗れることは知らない利用者がいて、ひかりの自由席の混雑につながったのではないでしょうか。
ですので、次回はさらに集中を緩和するため、ひかりも全席指定席にし、のぞみもひかりも自由席券で乗れることを周知したらよいと思います。こだまはそもそも自由席が多いですし、次回も自由席ありでいいのでは。
いえいえ貴重な情報です。ありがとうございます。
リリースを見た時から
大規模な輸送障害が発生した場合等には、「のぞみ」号を全席自由席で運行することがあります。
この「等」は、なんなのだろうと気になっていました。
そして、まさか、全席指定席列車を運休して、同じスジで、全席自由席列車を運転するなどもできっこないし・・
終電後にも客が残っていた時のためにかなぁとか。
ホームが溢れそうになる場合の「隠し球」を用意していたのですね。
(1時間に1本位全車自由席ののぞみが出るらしい、ということが学習されたら困る、と私も思います。)
なお、1点訂正します。新横浜ー東京の1/3の指定席特急料金は、2,900円でした。
周知不足はないと思いますけどね。
30日に東阪を往復しましたが東京も新大阪も自動放送で
数分おきにのぞみの自由席特急券でのデッキ利用に関する放送していたし、
東京駅は階段前の警備員が肉声でも誘導していました。
それに今回はTVCMもやってたし、関西・関東の中吊り広告も出してました。
加えて関西圏のJR駅は改札前にA1ないしはA0サイズの
ポスター掲示もありました。
これで周知不足ならあとは何すればいいんでしょうかね。
自分が思うにひかりの自由席が混んだのは、周知の問題ではなく
自由席特急券で座れる可能性に賭けた人が多かったからでしょう。
ところで年末年始の利用状況が発表されましたが、東海道新幹線は
下りは12/29が約30万人、上りは1/3が約31万人だそうです。
一方でのぞみとひかりを合わせた席数は28万席です。
区間利用者とこだまがあるとはいえ、東京発の都合の良い時間帯(午前から昼頃くらい?)に
利用者集中したら捌けるわけないんですよね。
現実問題、1時間でのぞみ12本、ひかり・こだま各2本が
限界なわけで、東海道新幹線はもう増発できる状態ではありません。
(羽田事故対応で設定された1/3,4の追加運転が下りだけだったことからも明らかです)
この状況でJRが需要に対してできることなんて利用日の
分散を促すくらいしかない気がします。
そのためにできることはひかりの全席指定化くらいでしょうかね。
まぁ、言い方は悪いですが文句言いは何やっても文句を言うものなのでしょうが、
現実を見据えると人口が大きく減少するか
盆や正月の帰省という文化がどうにかならないことには
この混雑は解決しないでしょうね。
なるほどそうかもしれません。加えて、のぞみの全席指定席化を来年も続けるとして、来年は周知される側の準備ができているでしょうから、同じように広報してもさらに周知は進むでしょうね。
昨日も「次回はさらに集中を緩和するため、ひかりも全席指定席にし、のぞみもひかりも自由席券で乗れることを周知したらよいと思います。こだまはそもそも自由席が多いですし、次回も自由席ありでいいのでは」と書きましたが、JR東海ができるのは、この集中の緩和、いいかえれば利用の平均化だと思っています。
小田急などでは自由席特急券というのがそもそも無く、満員のロマンスカーを立席承知でどうしても利用したい人に特急券を販売する場合でも列車が指定されるはずです。この制度なら列車ごとの立席利用者に上限を設けることが可能です。
自由席特急券で全席指定の列車に乗車しても良い(着席は不可)という制度では自由席特急券でどの列車の(グリーン車を除く)どの車両も利用可能となってしまい、混雑の管理はできません。
分散化に関しては、ある程度乗客の希望を無視している部分もあるわけであり、以前にも書きましたがJRのネット予約が複雑すぎる状態のまま指定席化を推し進めるのはどうなのかと思うところもあります。
ネットがない時代よりは便利といわれればそうかもしれませんが、進歩がないというか。
特にJR東海は東海道新幹線に特化したシステムのため、東日本または西日本のシステムを経由しないと買えないパターンも多く、なんだかなぁと思います。
例えば次のパターンの場合どのシステムを使えばよいか、発券は帰りでもできるか、あるいは要らないか、ぱっとわかるどころか、ググってもわかるかどうか。
@半田に住んでいて宇都宮に行く、大人は昔使っていたSUICA、子どもは小児manacaがあるが、幼児はカードがない
A尾鷲に住んでいて浜松に行く、ICカードはない
B可児に住んでいて関内まで、ICカードはmanacaとtoica、子どものICカードはないけれど大人用manacaは余っている
C熊野市に住んでいて東京まで行く、SUICAとえきねっとIDがある
そして、小田原に停車する「ひかり」ですが、概ね2時間に1本と少ないながらも、東海道線や小田急線の各駅から名阪方面を目指す場合は乗換が1回で済みますし、経路検索でも上位に表示されることが多いので、割と選ばれやすいのかもしれませんね。
私のイメージだと新横浜利用との分水嶺は平塚や秦野あたりでしたが、今回はもしかすると藤沢や本厚木あたりまで小田原乗換利用が広がっていたのかもしれません。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043130.pdf
なるほど。ひかりの全席指定席化は、GWはしないつもりのようですね。のぞみの全席指定席化で、十分手応えを感じているようです。
4/26(金)・30(火)~5/2(木)は平日で、暦どおりの出勤者も多く、学校も休みでないのが年末年始と異なりますので、新幹線定期利用者への対応は大丈夫なのか気になります。
「ひかり号」の全車指定席化に関しては、名古屋以西は各駅停車で「こだま号」の代替となっている本数が多く、今の運行形態では難しいと思います。
1/3に11号車のデッキに乗ったのですが、小田原であまりに多くの下車客があって、驚いて室内を覗きました。
感覚的には、半分以上の客が降りた後、といった感じでした。
(のぞみの品川ー東京間よりも明らかに乗客が少ないと感じました。もちろん、他の号車は分かりませんが。)
特に印象に残ったのは、3人席。こちらは、3席共空席か、3席共乗客が座っているかのどちらかに、綺麗に分かれていました。
東京までの間につらつら考えていたのですが、家族で乗車した客がほとんどだったということではないでしょうか?
子供を連れて、荷物を抱えてというと、混んでいる新横浜と横浜での2回乗り換えや横浜からは座れない東海道線下りを避けて、小田原乗り換えを選択したのではないでしょうか?
東海道線は大船や、鎌倉方面まで、小田原乗り換えを選択した可能性もあります。
(戸塚は新横浜で地下鉄乗り換えでしょう)
小田急線もかなり先まで、小田原乗り換えを選択した可能性もあります。
このひかり号の指定席を早くから確保した乗客は、
@小田原での、東海道線・小田急線への乗り換えを選択した客
A(北陸方面からの)米原乗車客
B岐阜羽島乗車客
という色分けになるのではないでしょうか?
もちろん、多客期の家族旅行を前提とした選択であって、通常期の荷物の少ないビジネス顧客であれば、新幹線に乗車するときに検索して、たまたま、小田原乗り換えが早く目的地に着ければ、ひかりを選択し、そうでなければのぞみを選択するでしょうから、通常期とは異なった旅客流動(分水嶺)になっていた可能性はあると思います。
家族旅行であれば、指定が取れたところから、出発時間を決めるでしょうから。
(ABの場合には、元々ひかり以外の選択肢はありませんが・・・)
様々な視点から年末年始の様子をYouTubeで見ていますが、衝撃的だったのはこちらの動画にあるこだま号の様子です。新横浜到着の時点で普通車はデッキまで缶詰の状態で、乗降に時間が掛かっています。こだま自由席は穴場と思っていただけにこの混雑は驚きました。
https://youtu.be/iXl-W2EHqlM?si=yTStFt4s9GGEskGc
どの列車も自由席がギチギチだった「ひかり」、一部がギチギチだった「こだま」についても、JR東海の公式発表では大きな混乱は無かったとしています。
とはいえのぞみの全席指定席化が成果を上げている中で、ひかりと一部のこだまが定時運行の足を引っ張っている状況は良いとは思えません。また、ほぼすべての列車の指定席が満席なのにも関わらず、一部の自由席はスカスカな状況も席がもったいないと思います。
ですので、ゆくゆくは全列車指定席化、は定期利用客の観点で難しいですから、せめてこだまの指定席拡大くらいはやった方がいいのではないかと思います。
西からだと、名古屋から延々とこだまに乗るとか、ひかりを途中で乗り換えても接続がよくない(こだまが小田原でひかり通過待ちするため)とかで、小田原利用者にとって、小田原停車のひかりとその他では利便性が雲泥の差ですからね。
普通の休日に小田原停車のひかりに乗った時もそんなもんでしたよ。
18時前に東京を出たのぞみに乗っています。普通車は満席のようですが、品川を出た際にはほぼ満席との案内があったので、新横浜まで走っている間に満席になったのでしょうか。
7号車に乗っていますが、デッキには10人ほど立っています。分散が進んでこうなっているなら、全車指定席化は狙いどおりでしょうね。
連休中は3日前までに買えばグリーン料金が半額以下になる設定がないようなので、S WorkのA/Cにしたのですが、仕切りがあってB席を半分使え、電話もできるので特に混雑時には快適です。朝と違って仕事をしている人も少なく、混雑している普通車よりもかえって静かかもしれません。
運行状況をみると最大4分ほど遅れているのぞみがあり、その退避でひかりも4分遅れて三原着になりましたが、まあ許容範囲かと思います。
折り返しのダイヤ設定は大変でしょうから、こういう時はN700に統一していることが、威力を発揮しているのでしょうね。趣味的には違いが少なくてつまりませんが、どちらを取るかとなればね‥…
さて新横浜は何分遅れになるかな?
車内放送では名古屋、京都への到着は10分前後遅れて到着する見込みとのこと。期待しますが、きついんじゃないだろうか?
開業当時の最高速度は210ですから、徐行して230ってのはすごいですね。
京都での待ち合わせ相手に30分くらい遅れるかもと伝えているのですが、名古屋には10分遅れで着けても
あとがどうなるか‥…。おやおや豊橋を過ぎてもう少しで三河安城というところで、さらに減速しています。160くらいかな。
ホーム上の安全確認は何だったんだろう? やむを得ないことなら仕方がないですが、後続列車も含めた多くの乗客の期待と、JR東海の懸命の努力が吹っ飛びました。