「エアポート急行」の名称を、停車駅などはそのままに「急行」に変更する。鉄道コムの記事によると、訪日外国人利用者に「空港ゆき」と誤解されての誤乗が発生していたことから変更に至るのだという。
そのほか、平日朝上りの快特(金沢文庫までは特急)1本を、特急(全区間)に変更する。
また、平日朝下りに神奈川新町発特急1本と羽田空港発急行1本(現行は蒲田ゆきの普通の延長)を増発する。
土休日深夜23時台に、羽田空港発の列車を品川方面・横浜方面ともに1本ずつ増発する。
ウィング号関連では14、16号が単独運行から快特の後ろ4両に併結するタイプに変更となる。品川で併結され金沢文庫までの運行となる。ただし、上大岡までの途中駅では乗降ができない
土休日のウイングシートは、運行時間帯を拡大し、初発が上り下りとも約20〜30分繰り上がる。
(京急リリース)
https://www.keikyu.co.jp/assets/pdf/20231024HP_23082TE.pdf
(鉄道コム)
https://www.tetsudo.com/column/670/
この情報は、ななさん、ライジングさん、地場氏さんからいただきました。ありがとうございました。
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11/25ダイヤ改正に関しいち早く記事を作成していただきありがとうございます。
まずエアポート急行に関しては、羽田空港に行かない列車(反対方向や途中駅止まりなど)にも「エアポート(飛行機マーク)」と表示されているという点が、旅行客や訪日外国人など普段京急線に乗り慣れていない方々にとって分かりにくい部分もあったかと思います。
特に前回の改正から逗子・葉山発神奈川新町行(終点で羽田空港行への接続なし)という列車まで設定され、分かりにくさが増していたかと思います。
元々はかつて存在した「急行」と停車駅が一部異なることから混同しないように「エアポート」を付していたかと思いますが、もうその必要性は薄れたということでしょうね。
次に土休日夜間に関して、羽田空港発の増発列車のうち品川行の急行は8月中旬と今月上旬に運行された臨時特急列車に近い時間帯に設定されるようですね。
最後に、情報提供時に書きそびれましたが、今改正から快特に併結する形となる「イブニング・ウィング14・16号」は他の「イブニング・ウィング号」と異なり品川駅1番線からの発車となるので注意が必要ですね(下記=京急の「イブニング・ウィング号」ウェブサイトより)。
https://www.keikyu.co.jp/ride/train/20231127ew.html
駅の案内は「快特」で、走っている京成の車両の表示は「快速特急」というのはあべこべです。
京成の「快速特急」は登場時には「快特」でしたが、快速と紛らわしいという声があり改称されました。京急の「快特」も永く定着していますので、統一は困難でしょう。
要は京成・京急車両で「快特」「快速特急」双方が表示できて使い分ければ解決するのですが、出来ない事情があるのでしょうか。エア急がなくなったコマ(容量?)を活用できればいいのですが。
モノレールの空港快速もHANEDA express、エアポート快特に至ってはLTD.Rapidと趣味的な案内としか思えませんし、外人に通用するのかと疑問です。快特も京急ではlimited expressに対して都営地下鉄ではRapid expressと快速急行と案内していました。
羽田空港行き、成田空港行きに飛行機マーク付ければ良いのではと思います。それにエアポート急行こそHANEDA expressと名乗るのが本当の意味で分かりやすいと思います。
それと英語表記の統一化も最優先だと思います。
現時点で各社各駅でバラバラですからね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/519ff9738a97c99b4e51972469178417af444c24
誤乗や勘違いが多発してエアポートを外したとありますが、趣味的な英語案内表記のが問題アリかと思います。空港行きに飛行機マーク付ければ良いでしょう。
東京都で統一するように言うべきでしょう。
https://dia.seesaa.net/article/201909_what_they_name_a_specific_type_of_train.html
ではなぜ初めから急行にしなかったのか、という疑問が浮かびますが、旧・急行とは停車駅が全く別物だからではないかと個人的には思います。運転を開始した2010年は旧・急行を廃止してから11年と、旧・急行の停車駅を覚えている人がそれなりにいたでしょうからね。エア急を設定してから13年が経ち、新しい停車駅も浸透し、逆にエアポートの名称が邪魔になったから、今になって消すことになったのだろうと思います。あくまで個人的な推測ですが。
イブニング・ウイング号の夜間帯縮小は残念ではありますが、夜間に帰宅する人が減っているのでしょうね。
気になる点はLe Cielをどうやって送り込むのかというところです。4両のイブニング・ウイング号の連結相手は品川始発のA快特ですので、文庫で増結して送り込むのではないかと予想しています。この列車の折り返す前はSH快特の増結用4両を既に連結していますが、これは別の快特に増結させればなんとかなるはずです。
また、Le Cielのウイング号は乗車口近くに券売機が無く不親切に思いますが、とはいえ縮小策なのに券売機を新しく置くというのも矛盾します。これからの改正では2列車しかありませんから、この不便はしょうがないのかなとも思っています。
あとはひっそりと「お客さまのご利用状況に応じて編成両数等を変更いたします。」との気になる記載がありますが、平日ダイヤの4両の普通と6両の急行を増やすのかなと予想してます。
長文失礼しました。
浅草線のLTD.Rapidの案内については駅の発車案内がフルカラーLEDタイプになった時点で使われなくなってる(LTD.EXP表記に変更)ので、もう10年以上前の時点で使われていません。
主張されるなら、流石にこれだけ古い情報はアップデートしておいて欲しいかなとは思いますが…
また、快特、快速特急は既にコメントされているとおり、既に快速特急の略としての快特が定着したことから正式に快特としていた京急にあわせた京成も快特で登場したものの、快速と間違えやすいということで京成では快速特急に改められたものです。
一方、京急は蒲田立体化完成とともに空港行き増便アピールを含めてエアポート快特、エアポート急行を登場させたところかと思います。
既に旧急行廃止から相当の年月が経ち間違える心配もないということなのでしょう。今後蒲田を跨ぐ品川から横浜方面の急行復活が検討されているのかは気になるところです。
以上からすると、当初の浅草線内通過運転を示す記号としての飛行機マークはかなり曖昧になっており、また競合路線との関係から夕方以降の京成方面には空港と関係のないエアポート快特が発生してしまっていることから、むしろ、三者で種別調整をするのであれば浅草線内通過運転を示す記号を新しく設定し直し、浅草線内通過マーク+京成・京急の種別名という表記に改めて整理することの方が必要かなと思います。
当時の横浜市は首都高も含めた羽田空港アクセス改良に熱心で、京急蒲田駅の改良事業にも補助金を支出する代わりに、快特級の優等列車の新設を京急に求めました。
エア急が誕生した平成22年の市議会議事録では、市側がこう答弁しています。
「京急線については平成24年度に蒲田駅の改良工事が完成します。それに伴ってダイヤ改正も起こってくるわけです。それを見据えまして横浜駅方面から羽田空港への急行の増設やノンストップで走行する快速特急の新設などを関係機関に働きかけてまいりたいと考えています。」
「急行の増設」という政策効果をアピールしたい横浜市側と、「『ノンストップの快特』を実現できなかったが、直通急行では頑張った」ことをアピールしたい京急の落としどころが、エアポート急行なる新名称であったということが言えると思います。
かつての急行は生麦、子安、黄金町、京急富岡に停車しましたが現エア急は通過。
逆にエア急の停車駅である京急東神奈川(旧 仲木戸)、杉田、能見台は通過でしたからね。
もし品川方面から横浜方面へ向かう急行が復活したら夕方混雑しますかね?
まず私の予想していた減車は外れました。ほぼ現状維持です。
発車時刻は時間帯・曜日問わず1〜7分の変更があります。特に平日下り朝は普通列車の等間隔化のために、かなり弄られています(プレスにある特急1本増発以外は本数に変更はありません)。下りといえども沿線に学校や工場を相当数抱えているため、本数が少ない割に混雑します。未だに改良が加えられることは嬉しく思うものの、私がよく使っていた時にこれやってくれればなあとも思ってしまいました。
列車種別は朝ダイヤから日中ダイヤに、日中ダイヤから夕方(夜)ダイヤに変わる時間帯で、一部の快特から特急へ格下げされます。快特運転時間帯がさらに狭まることになり、往年のダイヤの雰囲気に一層近づくことになります。
以上ざっとした報告と感想でした。
X(旧Twitter)でいくつかの駅の情報を見てみました。
気になった点としては、
・品川発平日9:36、土休日22:55、23:23に「羽田空港に行かない急行」が設定(逗子・葉山または金沢文庫行き)
・エアポート快特に「宗吾参道行き」登場
・他、運用変更に伴う前後列車での行先入れ替えが一部ある模様
1番目が個人的には衝撃でした。これなら「エアポート急行」の種別は使えないので、「急行」に変えるのも納得です。
Xは見なくなってしまったので情報はとてもありがたいです。
品川から横浜方面に直通する急行の、平日1本は現在の868Hと930Dを統合したものでしょう。現在の912Aと発車時刻が被っていますが、新設する急行を先に通して川崎までの露払いにすると予想します。912Aは品川→蒲田で13分もかかる超ノロノロ列車ですので、急行が前に走っていても発車時刻を繰り下げても問題はありません。
土休日の品川22時55分発の列車は現在のダイヤだと相当する列車が見当たりません。どの列車を変えるのでしょうかね…。
品川23時23分発は2272Hの逗子・葉山行き終電車の格下げでしょう。この列車は文庫で後続の特急を待ち合わせるので、格下げによる影響は少ないかと思います。この列車が横浜に到着する時間は、ちょうと普通の間隔が20分空くため、特急通過駅の一部の利便性向上を狙ったものかと予想します。
・京浜急行(京急)電鉄が11/25からの各駅新時刻表を発表(下記→駅名等選択→方面選択→「11/25以降の時刻表は、こちらです。」)
https://norikae.keikyu.co.jp/transit/norikae/T1?AN=0
新時刻表をご覧になったらもうお分かりかとは思いますが一応。
平日朝は急行が品川始発で、代わりに912A(品川始発快特)が特急格下げの上で868H(青砥発普通品川行)と統合のようで、このあたりは車両運用の変更もありそうですね。
また土休日夜は、2272Hの格下げはおそらくその通りで、もう一本は2384D(羽田空港発南エア急)が品川始発に変わっているようです(空港線内は増発の急行品川行に事実上建て替え)。その前の時間帯で2180H(高砂からの特急京急久里浜行)が時刻繰上げの上で羽田空港行に変わっていることも踏まえると、空港線夜間上り増発の影響で本線でも変更が生じているように思います。
ところで、駅探では列車ごとのページのURLから列車番号がわかるようになっていますが、
それによると、平日日中の現行77Hのスジ(品川10:02発特急三崎口行きと、折り返し三崎口11:33発特急高砂行き)が、
改正後は01T、つまり都営車の運用に変わっていることが確認できました。
平日の11時台に都営車が三崎口にやってくる運用は、過去にあったかどうか不明ですが、珍しいものとして注目されそうです。
他にも、各社間での運用持ち替えがありそうなので、色々見てみたいと思います。
時刻表を確認しましたが、平日の「京急蒲田跨ぎの急行」はライジングさんご指摘の通りのようですね。912Aは819B(12両編成)の折り返し列車であり、868Hが912Aのスジで下るなら増結車どうするんだろう?と疑問に思ったのですが、上りの時刻表を確認すると、なんと819Bが8両編成に減車されていました。この時間帯の状況を最近見てないのでコメントしづらいですが、8両で大丈夫かなあと心配です。2100形の運用ですし。
土休日は、2272Hは私の予想通りでした。2384Dの方は未だに理解が及びません。ダイヤグラムを作ってじっくり見ないと理解できなさそうで…。
まだざっくり見た限りですが、「お客さまのご利用状況に応じて編成両数等を変更いたします。」というのは主に増結車を減らすという意味のようですね。12両編成の運転は結構面倒なものですから、これからもじわじわと数を減らしていきそうです。
(1)https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/schedule2023.html
(2)https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/pdf/schedule_all2023.pdf
(3)https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/timetable2023.html