京成電鉄は2025年4月に吸収合併した後の新京成電鉄について、「松戸線」と名付けると発表した。
また、合併に伴うダイヤの変更はないという。さらに、運賃の変更もないとしていて、旧京成区間から乗り通したとしても京成津田沼で打ち切られる運賃体系となりそうだ。
リリースでは、松戸線が記載された路線図も公表した。駅ナンバーは新津田沼がKS66、松戸がKS88となる。
https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/Y6GBPH35.pdf
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京成が新京成を吸収合併へ。千葉日報など報じる
[新京成]平日朝の津田沼口で増発、深夜は減便。2024/3/23にダイヤ改正
この情報は、どこぞのだれぞさん、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
2024年06月25日
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ピンク色のラインの車体はなくなる予定とのことです。
2025年4月1日付でのダイヤ改正はしないとのことですが、その何か月か後あるいはその翌年のダイヤ改正で、いま新京成線・松戸〜京成・千葉中央間に運行されている直通運行の体制は来年度以降も継続されるのでしょうか?あるいはちはら台駅まで伸びるかも?
→値下げしたくないですからね。だから打ち切り計算なのでしょう。
かつて千葉中央〜ちはら台が千葉急行線から京成千原線に変わった時も千葉中央で打ち切り計算で値下げはありませんでした。
1,松戸線も乗車可能になるのか?
→個人的には可能と予想しています。
2,(松戸線も乗車可能な場合)新鎌ヶ谷乗換で成田空港線も利用可能なのか?(例えば北習志野〜新鎌ヶ谷〜成田湯川・成田空港や京成高砂〜新鎌ヶ谷〜ちはら台など)
→ポイントは新鎌ヶ谷駅での乗換や入出場がどういう扱いになるかです。(現状は言うまでもなく新鎌ヶ谷での乗換や入出場は不可能)
今後も成田空港線(北総鉄道)側の改札での入出場はできないままでしょうけど、乗換や松戸線側の改札での入出場できるようになる可能性が高いと予想しています。
新京成の現在の運賃は初乗り以外は京成より新京成の方が安いです。
今回の事例は新京成区間完結なら京成の運賃テーブルに統一した方が値上げになります。
また新京成の一番利用者の少ない区間は新津田沼〜京成津田沼間で現在の新京成と京成間でまたがっての利用は少ないのが現状(ほとんど早いJRに流れている)で今までの運賃のままでいて欲しい利用者も多そうです。
ご指摘の通り、京成と新京成の合併は京成と千葉急行電鉄の合併と同じような状況になると思います。
N800形と80000形はそれぞれ3000形と3100形に編入されると思います。
8800形と8900形は残存するかどうかも含めて、どうなるかわからないと思います。
京成津田沼で分断していることが問題です。特急とは言わないがせめて快速で上野〜ちはら台で運行すべきです。値下げも日中帯や土休日は可能と思います。せめて千原線だけでもオフピーク回数券が必要です。乗り継ぎ割引も拡大すべきです。浅草線直通すれば50円、羽田で80円引き位してもいいはずです。
高額運賃のくせに鈍足で都心直通が皆無では問題あります。
京急は品川〜浦賀で普通を運転しています。こちらは遠距離値下げしています。
千原線は高額運賃なので快速運転が効果的です。
確かにそうでした。
自分は京成津田沼をまたぐ短区間利用(京成幕張本郷〜北習志野など)が念頭にありました。
(上記事例の場合は現状で340円、京成本線基準に変更すると190円です)
仰る通り京成電鉄の運賃基準に変更すると新京成線内は大幅値上げとなる事例が多いことを認識しました。
(一例ですが京成津田沼〜松戸は現行280円で京成基準で440円、新津田沼〜新鎌ヶ谷は現行230円で京成基準で270円)
京成電鉄になったから新京成線は京成本線基準に変更するなら、千原線も変更しないと「安いところ(新京成)は値上げ、高いところ(千原線)は値下げしない。ダブルスタンダードだ」という批判にもなりかねないですから、そういうことも踏まえて現行運賃を維持したのかもしれません。(京成電鉄は千原線の運賃は下げたくないハズ)
個人的にはせっかく経営統合したのだから(親子関係の会社同士とはいえ)会社間の処理に要する事務経費が不要になるのですから、京成津田沼をまたぐ松戸線と他の線区との運賃計算は現行維持ではなく50円〜100円の範囲で一定額を割り引く制度があっても良いのかなと思います。
新京成は利用距離が短い路線特性のせいか全区間利用運賃は280円と安すぎるが初乗りは170円と高すぎるので、どうしても京成津田沼をまたぐ松戸線〜本線・千葉線の短区間利用は少々ですが敬遠されがちです。
かなり以前から現在に至るまで、乗継割引自体はありました。
https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/accessj/goriyo.php
これでは割高感が解消せず利用促進になっていないので割引対象区間と割引額の拡大を提案したくなるんです。
京成津田沼を境に運賃が高くて利用が敬遠されがち、実にもったいない。
一例は新京成沿線〜京成千葉のを利用客。
新京成&千葉線の直通列車に乗っているのに新津田沼&津田沼でJR(総武線)に乗換える人が一定数いる。
もう一例挙げると、新京成沿線〜幕張新都心の客。
JR(武蔵野線)経由の方が安くて速いから多少面倒でも八柱&新八柱乗換えの武蔵野線・京葉線を選択する人が多い。(特に松戸〜元山の利用客)
幕張メッセで大規模イベントがある日の海浜幕張発着の武蔵野線の混雑は酷いので少しでも多くの利用者が新京成・千葉線・幕張本郷からバスにシフトして欲しいけど、このルート運賃と遅さで敬遠されがち。
せっかく京成に統合されるのだから、松戸線内のみ利用の運賃を値上げしてでも松戸線以外との直通運賃を下げて利用促進してほしい。
とはいえ値下げしても各停のみままではシフトは難しいので急行を設定して利用促進してほしいくらい。(松戸線も千葉線も追越設備がなく急行運転が難しく妄想の域なのは承知ですよ)
ただ、経営統合によって効率化等が図れるので乗り継ぎ割引の全区間への適用と割引額増額(100円引位が妥当と思います)を実施して通し利用の強化をすべきです。
E657さん
>幕張本郷からバスにシフト
千葉市内でも運転手不足による路線バスの減便が進んでいますので、鉄道から路線バスへのシフトはあまり望ましくない方向の気がします。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC253F70V20C24A4000000/
B350さん
>経営統合によって効率化等が図れるので乗り継ぎ割り引きの全区間への適用と割引額増額(100円引
京成津田沼での京成と新京成の乗り継ぎ利用者は1日3.3万人に上るので、100円割り引きますと1日あたり330万円の減収、年間ですと12億円の減少となります。
合併による効率化の効果があったとしても年間12億円には遠く及ばない印象ですが、どうなのでしょうか。
https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/accessj/people_top.html
具体的な利用者数の提示ありがとうございます。通し利用者数が現状1万人程度だと思っていたので利用者増と経費削減である程度賄えるかと思っていましたが意外といるものですね…
収益を考えると全線でやるなら20円程度が限界ですね。(2億程度なら効率化で吸収できそうですが運賃値下げのインパクトは薄いですね…)
とはいえ京成基準に統一したらカーブの多い線形や近隣に別の鉄道会社線もある関係上自転車等で直接他社線に向かうなど旅客の逸脱が発生しそうですし京成津田沼を跨がった運賃が割高な問題の解決は難しそうですね…
確かに千葉市内の運転手不足は深刻です。
が、記事にも「西部の幕張新都心周辺ではピーク帯の2時間で片道70本を運行する路線」と記載されていることから分かりますが、幕張本郷駅発着の幕張新都心線のバス路線は利用者も多く利益も多く、運転免許センターへの足など公共性も高いので京成バスも減便を避けています。(激しい渋滞で運用効率の悪い稲毛駅発着の穴川インター方面のバス路線と違って、幕張新都心付近のバスは渋滞もほとんどなく効率的に運用できているので本数削減があまり要員削減につながらない)
(あくまでも当面はですが)幕張本郷駅から幕張新都心(海浜幕張駅方面)のバス削減の心配はないので、私が新京成&千葉線(幕張本郷)&バス(幕張新都心線)ルートの利用者が増えて欲しいと思う理由です。
とは言え長期的に考えれは幕張新都心線にもバス運転手の問題は波及してくるので、京成バスも対策してくるでしょうね。
幕張本郷駅〜海浜幕張駅までの道は立体交差が多くて信号も少ないので、自動運転化対応が比較的容易でしょうから自動運転で減便を避けようとすると見ています。(自治体も国交省も運転手不足対策で自動運転バスを推進しているし、自動運転バスに乗る乗務員は普通運転免許でも乗務可とする規制緩和の方向で運転手不足を解消する狙いがある)
実現すれば千葉線は本線から完全に分離され、全て松戸線へ直通でしょうね。
それと千葉中央駅が島式化されれば、千原線は青梅線のように分離され
6両編成の千葉線・松戸線と3~4両編成の千原線とが対面乗換でしょうね。
B350さん
おっしゃるとおり20円引きだとインパクトが薄そうなので、京成津田沼~京成千葉・千葉中央のようにJRからの移転が見込める区間に限定して、50円程度割り引きJRより安くするというのはありかもしれませんね。
E657さん
幕張新都心線の利用者が増えると増便が必要となり、千葉市内の他の路線バスが更なる減便をしいられることを危惧しています。
輸送力についてはハイテク経由も含めて全便連接化すれば余裕があるとは思いますが。
IC運賃を見てみますと
八柱/新八柱-海浜幕張
新京成-京成バス 638円=272円+146円+220円
JR 406円
八柱/新八柱-幕張本郷
新京成 418円=272円+146円
新京成-新津田沼-JR 418円=272円+146円
JR 318円
八柱/新八柱-千葉
新京成 544円=272円+272円
新京成-新津田沼-JR 482円=252円+230円
JR 483円
新鎌ヶ谷-幕張本郷
新京成 376円=230円+146円
新京成-新津田沼-JR 376円=230円+146円
東武-船橋-JR 408円=209円+199円
新鎌ヶ谷-千葉
新京成 502円=230円+272円
新京成-新津田沼-JR 460円=230円+230円
東武-船橋-JR 527円=209円+318円
鎌ヶ谷/鎌ヶ谷大仏-千葉
新京成 481円=209円+272円
新京成-新津田沼-JR 439円=209円+230円
東武-船橋-JR 527円=209円+318円
北習志野-海浜幕張
新京成-京成バス 533円=188円+146円+220円
東葉-西船橋-JR 670円=440円+230円
結局、津田沼から千葉へのJR・京成の差額以外は京成直通が運賃面での優位性がありそうです。また、新津田沼・JR津田沼の乗り換えがそこまで便利ではないことを考えると50円弱高いのは妥当な気もします。割引くとすればJRの利便性が高い快速停車駅(稲毛、千葉)、さらに言ってしまえば新京成からの直通需要が見込めそうな千葉(及び運賃逆転が生じそうな駅の調整)に限って数十円の値下げでしょうか。
また、海浜幕張については津田沼-幕張本郷のJRと京成の運賃に差がないことから、値引きの効果がありそうなのは八柱以外の松戸近辺各駅から新八柱乗換を選択している場合に限られ、かつ電車よりはバス運賃の問題が大きそうです。これは通常運賃の割引ではなく、値下げするのであれば電車・バスセットでマリーンズ応援往復乗車券とかそういう企画券を作って巻き取るのがよいのではと思います。
くぬぎ山/大町-海浜幕張
新京成-京成バス 596円=230円+146円+220円
新京成-八柱-JR 594円=188円+406円
北総-東松戸-JR 506円=188円+318円
新鎌ヶ谷-海浜幕張
新京成-京成バス 596円=230円+146円+220円
北総-東松戸-JR 648円=330円+318円
新京成-八柱-JR 594円=188円+406円
東武-船橋-JR西船橋経由 439円=209円+230円
津田沼-本千葉 JR242円
京成津田沼-千葉中央 京成272円