京成電鉄、北総鉄道、東京都交通局、芝山鉄道は、都営浅草線系統のダイヤ改正を2023年11月23日に行う。(京急についてはこちらの記事)
北総鉄道では、22時台に新鎌ヶ谷発印西牧の原ゆき普通を1本増発し、アクセス特急から新鎌ヶ谷で接続させる。これにより、帰宅時間帯のすべてのアクセス特急は新鎌ヶ谷で普通の接続があることになるという。
都営地下鉄浅草線では平日、朝7時台に西馬込−泉岳寺間で1往復を増発する。夜19時台には泉岳寺−押上間で1往復を増発する。これが押上始終着になるのか京成線直通になるのかは不明だ。さらに朝5時台に現行では京急からの青砥ゆきを、アクセス特急(現行では押上始発)に変更する。土休日にも9時台に西馬込−泉岳寺間で1往復を増発する。
京成電鉄は、スカイライナーの上り列車を夜間に増発し、20分間隔の時間帯を拡げる。また、19〜20時台の下り2本について、新たに青砥・新鎌ヶ谷に停車させる。このほか、モーニングライナー、イブニングライナーの料金について、現在の450円均一から、対距離制の段階形に変更する。上野−成田間では600円となる。
京成については、一般列車についてはリリースではほとんど発表されなかった。時刻表の発売が待たれるいつも通りの展開になっている。
ここから私見。京成については昨年の改正で、夜の浅草線直通列車について、通特の一部を快速に変更する動きがあり、浅草線もエアポート快特の運転時間帯縮小がありました、今年も似たようなことがあるのでしょうか。時刻表の発表を待ちたいと思います。
(京成電鉄)
https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/FSsgDYdY.pdf
(北総鉄道)
https://www.hokuso-railway.co.jp/topics/detail/43779
(東京都交通局)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2024/sub_p_2024102211747_h_01.pdf
(芝山鉄道)
https://www.sibatetu.co.jp/news/2024/10/content-12.html
この情報は、ななさん、シンデレラハネムーンさんからいただきました。ありがとうございました。
この記事へのトラックバック
スカイライナーについて、上り1本増発と下り2本の停車駅追加がありますが、
今回停車駅が追加となる2本については、時間帯的に、航空便利用客がそれほど多くないと思われますので、
停車駅を増やして通勤客を取り込もうというのは、狙いとして正しいと思われ、どの程度利用されるか注目ですね。
京成の一般列車については小幅な変化に留まるものと予想しますが、
現行平日521Hと605Kのスジが一本化され、神奈川新町発成田空港行きとなることで、京急車の平日アクセス運用が復活する可能性があります。
これに伴い、各社間での運用持ち替えが発生し、出入庫箇所を調整する関係で、
押上線の列車を中心に、(主に乗り入れ先での)行先を変更する列車が相当数出てくるのではないか、と予想します。
時刻表を手に入れて答え合わせをするのが今から楽しみです。
年内にするということは次回は再来年でしょうか?
ざっと眺めて気になった点を、とりあえず書き込みます。
・リリースにあった平日早朝の神奈川新町発アクセス特急成田空港行きは、京成車(05K)
→京成車(3100形)の新町検車区夜泊が初設定
→土休日は神奈川新町発高砂行き特急(京成線内普通)を早朝に設定して高砂入庫
→前日の送り込みは、平日は高砂発神奈川新町行き特急(03K)を既存の列車に代えて設定
土休日は、羽田空港発品川行きに充当後、品川から回送入庫の模様
・京急車の高砂車庫夜泊が、1本から2本に増える模様
・北総車の高砂車庫夜泊が1本設定(京成・京急車との間で運用振替)
・平日夜間の通勤特急は、2本ともめでたく残存
・上りスカイライナーに21:20発が設定されるのに伴い、成田空港平日21:13、土休日21:18発のアクセス特急が出発時刻繰り上げ
この他の点は、後ほど、京急ホームページに全線時刻表が掲載された後で確認しようと思います。
土休日の新町送り込みですが、高砂発品川行きを設定し、品川から回送というのが正しいです。
平日は現2370H、土休日は現2344Hをそれぞれ京成車に置き換える、ということのようです。
時刻面ではあまり大きな変化はない模様ですが、運用面では趣味的に面白い変化が見られています。
午前中の投稿について、
土休日は神奈川新町発高砂行き特急(京成線内普通)を早朝に設定して高砂入庫
と書きましたが、青砥行きが正しいです。失礼しました。
運用的には神奈川新町→青砥→羽田空港→成田空港(アクセス特急)と流れます(土休日03K運用)。
それと、京成車の印西夜泊が1本から2本に増えているようです。
京成本線の全区間を走る一般列車が日中からなくなって久しいのですが、一般列車で全区間を乗り通す乗客は多くなっていると感じています。
先日も成田〜上野間の快速特急で空港利用者とおぼしき乗客をかなり見かけました。
実態に合わせたダイヤをというのであれば、日中に本線全区間を走る一般列車が必要だと思います。
ダイヤ的にはほとんど変化がありませんでしたが、気になる列車をいくつか見つけました。
・平日602T
現行602T(成田空港発アクセス特急西馬込行き)と718T(泉岳寺発特急三崎口行き)が統合され、
新602Tとして成田空港発アクセス特急三崎口行きになっています。
現ダイヤでは、成田空港と三崎口を直結する列車は京急車のみ(土休日557H、859H)でしたが、都営車が参戦することになります。
・土休日2160H→2260H
現行2160H(京成佐倉発快速京成高砂行き。前運用はアクセス特急で、成田空港到着後一旦宗吾入庫後、京成佐倉まで回送。京成高砂到着後入庫)と、
2272H(京成高砂発逗子・葉山行き、京急線内急行)が、若干の時刻変更の上統合され、新2160H→2260Hとなります。
京成高砂で列番、種別、行先が変わるものの、車両自体は直通となるため、
乗り過ごすと思わぬ所まで連れて行かれてしまう列車がまた一つ増えることになります。
なお現行ダイヤでは、1973SH→2272Hの形で京成高砂折り返しとなっていた土休日73H運用は、
改正後、1973SHを最後に京成高砂入庫となり、2153H列車に入った編成とともに高砂車庫で夜を明かします。
また、北総に詳しい方によると、改正後、北総車の終日走行運用が増えているらしいです。
そうなると、北総の車両使用料収入がこれまでより増えるかも知れません。
佐倉に到着後、直接宗吾の車両基地に入庫すると思われます。
この列車のすぐ3分後に快速成田行き2109Tが運転されているので、2105の営業を佐倉で打ち切っても影響は少ないと考えたのでしょう。