「ラピートβ」の一部を「ラピートα」に変更する。両者の違いは停車駅で、ラピートβは堺、岸和田にも停車する。現在はαの本数は平日11本、土休日7本だが、改正後はいずれも31本になる。その分βの本数は減る。利用者の多い難波−関西空港間などの利用者の特急券を購入しやすくするとしている。
空港急行については、平日上下3本、土休日は下り1本を増やす。8両編成も増やす。和歌山市発着の区間急行が減る。
加太線は平日に1本増便し2本を減便する。土休日は1本を減便する。
高野線の汐見橋口は終電の繰り上げをおこなう。下り汐見橋22:45発が22:10発に、上り岸里玉出22:25発が21:45発にそれぞれ繰り上がる。
ここから私見です。これまで停車していた列車を通過にするというのは、ダイヤ構成上なかなかできないことだとされていますが、今回のラピートの件も、有料列車とはいえまさにそれに該当するのではないでしょうか。やはり万博対応というのはある種の錦の御旗なのでしょうか。これから南海に限らず、関西の関係各線で、万博対応のダイヤ改正が続くのでしょう。他の各社はどうなるでしょうか。気になります。
https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/241113.pdf
この情報は、どこぞのだれぞさん、地場氏さんからいただきました。ありがとうございました。
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万博対応のダイヤがどうなるかは、確かに気になるところです。
今のところわかっているのは大阪メトロ中央線で大増発が行われる、ということだけですが、
中央線と接続する路線、即ち大阪環状線や近鉄けいはんな・大阪・奈良線などでも増発の可能性がありそうです。
一方、今回の南海の件で気になったのは、汐見橋線の終電繰り上げです。
利用者が少ないから、とのことですが、岸里玉出発の終列車が21時台とは…。
本当に大都市・大阪市内の路線なのだろうか、と驚くばかりです。
リリースの「ラピートの利用者が最も多い難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅↔︎関西空港駅」であれば、αは泉佐野・りんくうタウンを通過して、難波関空を31分で結べばよいかなと思いますが、両駅を通過に戻すのは難しいのでしょうかね。
駅がないくらいに過疎路線ですからねぇ。
(平均で乗降400人ですし)
そう考えるとまぁ止む無しな部分もあるかと。
で、万博対応に関してですが、もし増発があるなら
近鉄は上本町、京阪は中之島を拠点に持ってくるでしょうね。
JRについては、桜島がシャトルバス拠点になるので、
はるか・くろしおの西九条停車が復活するのかと
ゆめ咲線の増発をどうするのかが気になるところですね。
(4本時間帯の8本化はまぁあるとして平日の朝ラッシュどうするんだろ。)
同線は両端で他線に乗り換えられるので孤立はしていませんが、沿線には住宅地があるものの工場や空き地が目立ち、沿線人口が多いとは思えません。私が訪れたのは土曜とか日曜ですから工場は休み。観光地があるわけでもないので、沿線が全体として閑散としていました。
けれども近くを流れる木津川には、都区内ではたぶん矢切にしかない渡しが何か所もあり、かつ観光色は希薄で生活感があり、いい味を出しています。また、西天下茶屋あたりの商店街はじゃりン子チエの世界を彷彿とさせてくれます。ぜひ訪れてみてください。
天下茶屋に停車するんだから連続停車になるわけだし、少しでも早く走らせるべきです
時間短縮によるプラスと、大阪環状線沿線からの利用が不便になるマイナスをどう考えるかではないでしょうか。