東京モノレールは、2025年3月15日にダイヤ改正を行う。
平日土休日ともに、羽田空港発の初電を8分繰り上げて、羽田空港第2ターミナル5:03発とする。
土休日早朝には、空港快速1本を区間快速に変更する。
土休日朝の上りは、現行ダイヤでは普通が5分毎に走っているが、日中と同様の空港快速と普通が10分毎となるダイヤに変更する。
土休日18時台は上下とも、日中と同様の空港快速と普通が10分毎となるダイヤに変更する。現行ダイヤは空港快速が15分毎で、普通が15分に2本となっている。
平日土休日ともに深夜には、羽田空港発の終電を3分繰り下げて、羽田空港第2ターミナル0:05発に変更する。2021年のダイヤ改正で大幅に繰り上がる前の水準に戻ることになる。
https://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20250128_1.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
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もしかすると、東山手ルートが開通すれば空港以外の需要が中心になるので、それを見越して速達列車を設定しない?でも開通は5年以上先の話なので、今からそれはないか。
京急にしても同じで、空港以外の需要に配慮しているのか、うまくダイヤが組めないからか。それともこっちも東山手ルートが気になっていて、同ルートが開通すると速達列車を設定しても都心方面は敵わない。それに西山手方面は相当先までライバル不在なので、速達列車がなくても大丈夫と踏んでいるから?
そうであると空港利用者は浮かばれませんが、もしかすると5年先に引き上げ線が完成した時、「京急なら都心へは2倍の8本/時、ぽけっーと待ってる間にどんどん進みます」とかで打って出るのでしょうか。だとすれば楽しみです。まあ、東山手ルートが本当に4本/時になるかはわかりませんが。
(平日朝夕の浜松町⇔空港線内各駅、天空橋⇔整備場〜天王洲アイルの各駅の通勤利用が多い)
京急は同時間帯は急行ばかりで、モノレールは各停だけの運行でも所要時間的には十分対抗できるのも快速系の設定が少ない理由ですが、土曜休日に限定して7,8時台の各停の半数を空港快速に置き換えるのは土休は通勤客は少なく各停10分毎でも十分輸送できるからでしょう。
早朝の羽田は国内線到着は7時台までは(関空からの2便、北九州からの1便のみと)極めて少ないですが、国際線は(曜日によって違いますが)6,7時台の合計で10〜15便の到着がありますので、7,8時台に10分毎の空港快速は決して過剰ではないと思います。
(国際線で到着した外国人は到着→入国審査→税関→出口なので到着からモノレールに乗るまで約1時間かかるので同時間帯の利用客は6,7時台の到着客が多い)
気になるのはこのモノレールの空港快速化を踏まえて京急が同時間帯の品川方面行の急行をどうするかですね。
京急は本線の急行停車駅に問題が生じるなら、本線の停車駅は急行と同じで空港線では快特と同じ種別、例えば快急を設定すればと思います。
この2つの速達列車のうち所要時間で優るのは、モノレールの快速でしょう。また朝と夕夜間の空港利用者輸送は、現在はどちらも速達列車を設定しない消極的な均衡状態ですが、どちらかが設定すると均衡は崩れて他方も設定せざるを得なりそうです。
となると均衡を崩す可能性が高いのはモノレール。他方京急には均衡を崩しても得することはなさそうで、「余計なことをしないでくれよ」と願っているかもしれません。私は速達列車を期待しているので、「モノレールがんばって」ですが。
他方京急には均衡を崩しても得することはなさそうで、「余計なことをしないでくれよ」と願っているかもしれません。
→確かに京急にとっては対応策を講じにくいモノレールのダイヤ改正だと思います。
京急の空港線はモノレールが空港快速で速達化したからといってこれに呼応して同時間帯の品川・都営線方面の急行を安易に快特化はできないからです。
沿線住宅地からの利用者が少ないモノレールと違って、(京急)空港線と京急蒲田〜品川の各駅は住宅地が連続していて、土曜休日といえど途中駅の利用者が多いから、快特化して京急蒲田を除いて全駅通過とはいかないからです。
(あくまでも個人的な印象ですが)土休といえど大鳥居、平和島、青物横丁は利用者が多いです。
こう言う趣味的な英語案内は避けるべきで統一しないのかね?
小中学生にも間違えて覚えてしまうと言う悪影響があると思います。
>思ったのですが、空港快速ってなんで「airport rapid」ではなくて「HANEDA express」何ですかね?
確かに空港快速を直訳すると「airport rapid」の方が正確ですが、「airport rapid」では「成田と羽田のどっちなの?」などと紛らわしくなってしまうのが理由としてありそうな気がします。
(JRが「成田エクスプレス(NARITA EXPRESS)」なのも意識したのかもしれません)
とにかく「HANEDA express」の方が外国の方には一目で「これに乗れば羽田空港に行けるのか」と分かるわけでこれはこれで良いかと思いますよ。
「airport rapid」ではなくて「HANEDA express」何ですかね?「急行」にした方が分かりやすいと思います。
⇒確かに。「空港快速」と「区間快速」より「急行」と「快速」の方が単純で理解しやすいです。
それでも「急行」を避けたのは、東京モノレールがJR東日本系列であり、(例えばのんびりホリデーSuicaのように)JRが発売する企画乗車券に東京モノレール利用可のものが結構あるからでしょう。
JRは旧国鉄時代から「急行」を特別料金が必要な種別として扱ってきたので「羽田急行は急行料金必要?」という誤解や駅員への質問がくるのを避ける為、「急行」という日本語表記を回避したのかと。
対照的に英語で「Express」を用いても「急行料金が必要?」と誤解するインバウンドはまずいないので、東京モノレールは空港快速の英語表記には、区間快速(Rapid)と混同される恐れがなく空港直結をイメージしやすい「Haneda Express」が良いと考えたと推測します。
(個人的には直訳で「Aiport Rapid」「Seciton Rapid」と英語表記するのを回避したい東京モノレール会社の意図を強く感じます)
個人的にも日本語の直訳でなくてもいいですけどね。
新快速の英語表記は「New Rapid Service」じゃなくて「Special Rapid Service」と意訳されていることは有名ですし、成田エクスレスも中文では「成田急行」ではなく「成田特快」と意訳されています。
https://www.jreast.co.jp/multi/zh-CHS/nex/
追加コメントですが、空港快速の英語表記を「Aiport Express」じゃなくて「Haneda Express」としたのは、成田空港方面に行くインバウンドの誤乗防止という意図もあると思います。
インバウンドには東京の地理や交通に不慣れな人も多いことを考慮して「Haneda」と表記して「成田空港には行かない」ことをが間接的に伝えたい意図があると思います。