横浜市交通局は2025年11月1日、市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインのダイヤ改正を行う。
ブルーラインでは、朝ラッシュ時について、運行間隔を現行の4分40秒から4分30秒(※)に変更するほか、主要駅で上下線同時刻着を解消する。
グリーンラインでは、日吉発センター北ゆきの終電を、中山まで延長する。また、朝ラッシュ時に6両編成を混雑時間帯に集中投入する。
また、今改正から、駅のホームの時刻表を撤去し、スマホなどで見られるQRコードに置き換える。
ここから私見です。駅時刻表の撤去がJRなどを中心に進んでいて、横浜市交通局も追随する形になったわけですが、個人的にはとても残念です。時刻表は鉄道会社の商品・サービスの肝ですよね。ブルーラインには快速もあるわけですから、そういった列車の説明・PRにもなるわけです。たかが数十万から数百万程度の節約のためであれば、逆にもったいないと思います。とまあ、時刻表趣味者なのでこう思うけれど、一般の人はもはや時刻表などあっても見なくなってしまったのでしょうか。
(※)9/23 11:30 訂正:運行間隔について誤記がありましたので、訂正いたしました。ご指摘いただいたているずさん、ありがとうございました。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/koutuu/2025/0917daiya-kaisei.files/0016_20250916.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
2025年09月18日
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ホーム上の時刻表撤去について、残念な気持ちは同じです。
ただ、最近は「時刻を調べる=乗り換え案内などのサイトを見る」が標準になっているように思います。
であれば、改正のたびに張り替える必要のあるホーム上の時刻表はなくても困らないよね、
そういう判断がなされたのではないでしょうか。
もっとも、横浜市交通局では「改札付近の時刻表は残す」としているので、
ネット環境が身近にない人への配慮をきちんとしており、そこは良かったなと思います。
関西でも南海がやらかしています。
もっとも地下鉄は本数が多いのでそこまで必要性は感じないですが…。
スマホを見るのに通信料がかかってしまいますし、年配の人などでスマホを持っていない人や使いこなせない人もいます。
…………………………………
先ほど京浜東北線某駅の改札口脇の時刻表をふと見たら、昼間時間帯は個別列車の発車時刻を省いて「この間は5分から12分(?)間隔で運転」とだけ書いてありました。
一方ホームでは、スマホで見ればいいでしょうとホームの時刻表をなくすだけでなく、金がかかるからと時計も外し、山手線では次は何分発と表示するのもやめて何分後に来ますとだけ表示するようになっています。
この流れをみると、JR東は「利用者には当社が知らせたい情報、利益につながる情報だけ知らせれば十分。後で困ることにつながる情報は伝えない」と考えていて、一歩ずつ進めているようです。
もう少し詳しく書くと以下のようなことではないでしょうか。
@これまではホームに時計と次の列車の発車案内を並べていたが、これでは列車の遅れがリアルタイムで分かってしまう。遅れの案内は当社が適当と考えるタイミングですればよいし、利用者には列車が何分後に来るかだけを伝えれば十分である。その列車が本来なら何分発なんてことは伝える必要はない。
A1日のダイヤがわかる時刻表をあちこちに掲示しているから、本数を減らしたり快速をやめたりするのがすぐにわかってしまう。できるだけ全体がわからないようにした上で、ダイヤ改正のプレスリリースも反発が予想される情報の扱いにはこれまで以上に気をつけなくてはいけない。京葉線で何が起きたかを忘れるな。要は可能な限り言わないこと。物言えば唇寒し。
歪んだ動きですね。杞憂だといいのですが、そうでない気がします。口が裂けても認めないでしょうが。他の会社が真似なければいいなとも思いますが、JR東には影響力がありそうですから心配です。
東京ではJR山手線だけでなく、東京メトロ銀座線でも「**分後」という表示になりました。
東京メトロ銀座線といえば、数回にわたって減便を急速に進め、混雑が問題化しました。さらには、インバウンドが急増して混雑が激化しました。
こういうことの積み重ねで鉄道は信頼を失っていくのでしょう。
大阪メトロはホーム時刻表もポケット時刻表も残ってますね
ポケット時刻表はたぶん広告スポンサーが居るので、当面は生き残るでしょう
法律で改札は時刻表設置義務があるので、それを確認してあとはスマホでねって事でしょう
国鉄時代の山手線のホーム時刻表がそうでした。