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お知らせ>正式発表を受けて、記事を全面的に書き直し、見出しも一新しました(5/30 19:45)
JR東日本は2024年9月1日に京葉線のダイヤ改正をおこなうと発表した。朝晩に外房線・内房線の直通列車4本を各停から快速に変更するなど、平日は上下計7本、土休日は同12本快速を増やす(おそらくその分各停を減らすものと思われる)。
沿線自治体が求めていた通勤快速の復活はならず、それに準じるような新しい種別の導入も見送られた。
千葉日報や産経新聞は発表前日の5月29日時点で、今回復活する朝の快速について、通快とも快速とも異なる新形態の快速で、通勤快速並みの速達性があると報じていたが、JR東日本の発表を見る限り、いずれも当てはまらず、結果的に誤報だったと言えそうだ。
ただし、会見の様子を報じた千葉日報の記事を読む限り、JRの千葉支社長は「(通勤快速に)ほぼ遜色ない速達性が実現できたと思う」と認識している。
さらに、千葉日報の記事によると、通勤快速を海浜幕張に停車させて復活させるアイディアについて、「海浜幕張駅で乗り換えする人が急増する恐れもあり見送った」と述べている。
ここから私見。わたしも千葉日報の最初の報道に浮かれた者の1人として、反省したいと思います。リリースを見る限り、今回も小幅な変更という印象が否めませんが、沿線自治体は果たして納得するんでしょうか。遜色ない速達性という言い方ですが、蘇我−東京間で6〜7分も違えば、さすがに無理があるのではないでしょうか。
(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/press/2024/chiba/20240530_c01.pdf(千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/1231457この情報は、夏海さん、E657さんからいただきました。ありがとうございました。
この記事は当初5/29に「[JR東日本]京葉線「9月にダイヤ改正」検討。新形態の快速が登場と千葉日報など報じる」と題して配信しました。その時の記事が以下になります。
千葉日報は、京葉線で9月にもダイヤ改正を行う方向でJR東日本が検討していると報道した。5月30日に正式に発表される見通しとしている。
千葉日報によると、通勤快速は復活しないが、代わりに朝の上りに「新形態」の快速が登場。通勤快速なみの所要時間で内房・外房線と東京駅を結ぶという。
同じくこれを報じた産経新聞によると、ダイヤ改正の時期は「今秋」。夕方の下りについては現行ダイヤのままとみられるとしている。
まずは速報でお知らせします。正式に発表されたら記事を書き直します。
(千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/1231131(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20240529-DM726EENWFJIVOGQU5GX2KYH3U/この情報は、E657さんからいただきました。ありがとうございました。
【関連記事】
[JR東日本]東部(首都圏):京葉線通快は全廃、快速は半減・日中のみに(2024年3月16日ダイヤ改正・1)
https://dia.seesaa.net/article/501776688.html[JR東日本]京葉線、早朝2本の快速は存続へ。地元の抗議でJRが異例の修正。「通快はあり方含めて今後検討」(2024年3月16日ダイヤ改正・13)
https://dia.seesaa.net/article/502072091.html
posted by Uchio at 23:00
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