JRグループ各社は、乗車券の往復割引を廃止すると発表した。2026年3月を最後に、往復乗車券と連続乗車券の発売を終了する。
往復割引は、片道601キロ以上の場合に往路、復路ともに運賃が1割引となる制度。
JRからのリリースには廃止の理由は書かれていないが、マスコミ各社の報道によると、販売枚数の減少がその理由だとしている。
朝日新聞の記事では、JR東日本の話として、ここ5年間に2割減少していることや、中長距離切符のうち占める割合は16%だという点が紹介されている。
(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241202_ho01.pdf
(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASSD22QRJSD2UTIL01NM.html
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
2024年12月03日
2024年11月27日
[JR東日本]久留里線末端区間の廃止を表明、と報道。JR発足後初めて
マスコミ各社は、JR東日本が久留里線の久留里−上総亀山間を廃止して、バスなどに転換する方針を発表したと報じた。被災した区間を除くと、既存路線の区間廃止は同社にとってJR発足後初めてのケースとなる。
JR公式のリリースはまだないが、報道によると記者会見で千葉支社長が明らかにした。
日本テレビによると、鉄道廃止の時期について、支社長は「できるだけ早く」と述べたという。代替交通となるバスなどについては、「今後、君津市と協議したい」として、JR自ら関与するかどうかは明かさなかったとしている。
TBSテレビによると、バス転換によって、鉄道の運行本数(上り9本、下り8本)よりも運転回数を増やすことを想定しているようだ。
11/27 22:40追記。JR東日本からの公式リリースも出ていましたので、リンクを追加します
(日本テレビ)
https://news.ntv.co.jp/category/society/50489f493d4f4c2eb2da0371d1cbf556
(TBSテレビ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1580466?display=1
(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/press/2024/chiba/20241127_c01.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
JR公式のリリースはまだないが、報道によると記者会見で千葉支社長が明らかにした。
日本テレビによると、鉄道廃止の時期について、支社長は「できるだけ早く」と述べたという。代替交通となるバスなどについては、「今後、君津市と協議したい」として、JR自ら関与するかどうかは明かさなかったとしている。
TBSテレビによると、バス転換によって、鉄道の運行本数(上り9本、下り8本)よりも運転回数を増やすことを想定しているようだ。
11/27 22:40追記。JR東日本からの公式リリースも出ていましたので、リンクを追加します
(日本テレビ)
https://news.ntv.co.jp/category/society/50489f493d4f4c2eb2da0371d1cbf556
(TBSテレビ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1580466?display=1
(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/press/2024/chiba/20241127_c01.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
[Osaka Metro]谷町線で2024/12/21にダイヤ改正。ホームドア設置で停車時間延長
Osaka Metro(大阪メトロ)は2024年12月21日に谷町線のダイヤ改正を行う。
ホームドア設置に伴い、各駅の停車時間を延長させることが主な目的だ。
朝夕ラッシュ時には一部区間で間隔の変更がある。
終日の運行本数については微減(平日土休日ともに上下各1本の減)となる。
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20241120_tanimachi_line_dia.php
この情報は、ななしさんさんからいただきました。ありがとうございました。
ホームドア設置に伴い、各駅の停車時間を延長させることが主な目的だ。
朝夕ラッシュ時には一部区間で間隔の変更がある。
終日の運行本数については微減(平日土休日ともに上下各1本の減)となる。
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20241120_tanimachi_line_dia.php
この情報は、ななしさんさんからいただきました。ありがとうございました。
タグ:OSAKA METRO 谷町線
2024年11月22日
[JR西日本]山科駅改良で特急「はるか」を延伸へ。2029年度完成
JR西日本は、東海道本線の山科駅の改良工事に着手する。完成と同時に、関西空港アクセスの特急「はるか」を山科まで延伸させる。
現在は2面4線だが、北側にホームを1本増設し、3面5線になる。配線の変更も行い、京都方からの折り返しができるようにする。
2029年度の供用開始を目指すとしている。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241122_00_press_yamashinaeki_2.pdf
この情報は、どこぞのだれぞさんからいただきました。ありがとうございました。
現在は2面4線だが、北側にホームを1本増設し、3面5線になる。配線の変更も行い、京都方からの折り返しができるようにする。
2029年度の供用開始を目指すとしている。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241122_00_press_yamashinaeki_2.pdf
この情報は、どこぞのだれぞさんからいただきました。ありがとうございました。
タグ:JR西日本
2024年11月21日
[東京メトロ]丸ノ内線で2024/12/7にダイヤ改正。一部行先など変更
東京メトロは2024年12月7日、丸ノ内線でダイヤ改正をおこなう。
発表にあるのは、「一部列車の行先及び運転時刻を変更いたします」の一文のみで、詳細は不明だ。
https://www.tokyometro.jp/info/files/241120_marunouchi_line_kaisei.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
発表にあるのは、「一部列車の行先及び運転時刻を変更いたします」の一文のみで、詳細は不明だ。
https://www.tokyometro.jp/info/files/241120_marunouchi_line_kaisei.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
2024年11月13日
[南海]万博見据えてラピートβの一部をαに変更、空港急行も増発。汐見橋口は終電繰り上げ。2024/12/21にダイヤ改正
南海電鉄は2024年12月21日、ダイヤ改正をおこなう。大阪万博輸送を見据えて、空港線の強化を図る。
「ラピートβ」の一部を「ラピートα」に変更する。両者の違いは停車駅で、ラピートβは堺、岸和田にも停車する。現在はαの本数は平日11本、土休日7本だが、改正後はいずれも31本になる。その分βの本数は減る。利用者の多い難波−関西空港間などの利用者の特急券を購入しやすくするとしている。
空港急行については、平日上下3本、土休日は下り1本を増やす。8両編成も増やす。和歌山市発着の区間急行が減る。
加太線は平日に1本増便し2本を減便する。土休日は1本を減便する。
高野線の汐見橋口は終電の繰り上げをおこなう。下り汐見橋22:45発が22:10発に、上り岸里玉出22:25発が21:45発にそれぞれ繰り上がる。
ここから私見です。これまで停車していた列車を通過にするというのは、ダイヤ構成上なかなかできないことだとされていますが、今回のラピートの件も、有料列車とはいえまさにそれに該当するのではないでしょうか。やはり万博対応というのはある種の錦の御旗なのでしょうか。これから南海に限らず、関西の関係各線で、万博対応のダイヤ改正が続くのでしょう。他の各社はどうなるでしょうか。気になります。
https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/241113.pdf
この情報は、どこぞのだれぞさん、地場氏さんからいただきました。ありがとうございました。
「ラピートβ」の一部を「ラピートα」に変更する。両者の違いは停車駅で、ラピートβは堺、岸和田にも停車する。現在はαの本数は平日11本、土休日7本だが、改正後はいずれも31本になる。その分βの本数は減る。利用者の多い難波−関西空港間などの利用者の特急券を購入しやすくするとしている。
空港急行については、平日上下3本、土休日は下り1本を増やす。8両編成も増やす。和歌山市発着の区間急行が減る。
加太線は平日に1本増便し2本を減便する。土休日は1本を減便する。
高野線の汐見橋口は終電の繰り上げをおこなう。下り汐見橋22:45発が22:10発に、上り岸里玉出22:25発が21:45発にそれぞれ繰り上がる。
ここから私見です。これまで停車していた列車を通過にするというのは、ダイヤ構成上なかなかできないことだとされていますが、今回のラピートの件も、有料列車とはいえまさにそれに該当するのではないでしょうか。やはり万博対応というのはある種の錦の御旗なのでしょうか。これから南海に限らず、関西の関係各線で、万博対応のダイヤ改正が続くのでしょう。他の各社はどうなるでしょうか。気になります。
https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/241113.pdf
この情報は、どこぞのだれぞさん、地場氏さんからいただきました。ありがとうございました。
タグ:南海
2024年11月06日
[JR東日本]首都圏の主要線区でワンマン化。まずは常磐緩行線、南武線で2025年春から
JR東日本は、首都圏の主要線区でもワンマン運転を導入すると発表した。
まずは2025年春から、常磐緩行線と南武線で導入される。さらに2026年春には横浜線、根岸線で導入される。
2030年頃までに、山手線、中央・総武緩行線、埼京・川越線でも導入していくとしている。
リリースによると、人手不足や社員の就労意識の変化に対応したものだとしている。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241106_ho02.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
まずは2025年春から、常磐緩行線と南武線で導入される。さらに2026年春には横浜線、根岸線で導入される。
2030年頃までに、山手線、中央・総武緩行線、埼京・川越線でも導入していくとしている。
リリースによると、人手不足や社員の就労意識の変化に対応したものだとしている。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241106_ho02.pdf
この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
2024年10月24日
[JRグループ]青春18きっぷがリニューアル。1人が連続する3,5日間のみに
JR各社は、2024年冬季から青春18きっぷをリニューアルする。連続する3日間または5日間有効とするほか、一枚を複数人で使う利用方法はNGとなる。また、今季から自動改札で通れるようにする。
これまでは期間中の任意の5日間で利用できたほか、複数人でも利用可能で、5人で1枚を使って日帰り旅行するといったことも可能だった。この冬からは、そういったことはできなくなる。
3日間有効券は1万円。5日間有効券は1万2050円。
ここから私見です。ずいぶん自由度が下がるなあというのが素直な感想でした。ここのところ、18きっぷの終了が近いのではないかという予想が飛び交っていただけに、リニューアルして存続するというだけで喜ぶべきなのかもしれませんが。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241024_ho01.pdf
この情報は、ムーンライトながら族さんから教えていただきました。ありがとうございました。
これまでは期間中の任意の5日間で利用できたほか、複数人でも利用可能で、5人で1枚を使って日帰り旅行するといったことも可能だった。この冬からは、そういったことはできなくなる。
3日間有効券は1万円。5日間有効券は1万2050円。
ここから私見です。ずいぶん自由度が下がるなあというのが素直な感想でした。ここのところ、18きっぷの終了が近いのではないかという予想が飛び交っていただけに、リニューアルして存続するというだけで喜ぶべきなのかもしれませんが。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241024_ho01.pdf
この情報は、ムーンライトながら族さんから教えていただきました。ありがとうございました。
2024年10月22日
[京成][都営][北総]22時台に新鎌ヶ谷発普通1本を増発。19時台には浅草線押上口も増発。2023/11/23にダイヤ改正
京成電鉄、北総鉄道、東京都交通局、芝山鉄道は、都営浅草線系統のダイヤ改正を2023年11月23日に行う。(京急についてはこちらの記事)
北総鉄道では、22時台に新鎌ヶ谷発印西牧の原ゆき普通を1本増発し、アクセス特急から新鎌ヶ谷で接続させる。これにより、帰宅時間帯のすべてのアクセス特急は新鎌ヶ谷で普通の接続があることになるという。
都営地下鉄浅草線では平日、朝7時台に西馬込−泉岳寺間で1往復を増発する。夜19時台には泉岳寺−押上間で1往復を増発する。これが押上始終着になるのか京成線直通になるのかは不明だ。さらに朝5時台に現行では京急からの青砥ゆきを、アクセス特急(現行では押上始発)に変更する。土休日にも9時台に西馬込−泉岳寺間で1往復を増発する。
京成電鉄は、スカイライナーの上り列車を夜間に増発し、20分間隔の時間帯を拡げる。また、19〜20時台の下り2本について、新たに青砥・新鎌ヶ谷に停車させる。このほか、モーニングライナー、イブニングライナーの料金について、現在の450円均一から、対距離制の段階形に変更する。上野−成田間では600円となる。
京成については、一般列車についてはリリースではほとんど発表されなかった。時刻表の発売が待たれるいつも通りの展開になっている。
ここから私見。京成については昨年の改正で、夜の浅草線直通列車について、通特の一部を快速に変更する動きがあり、浅草線もエアポート快特の運転時間帯縮小がありました、今年も似たようなことがあるのでしょうか。時刻表の発表を待ちたいと思います。
(京成電鉄)
https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/FSsgDYdY.pdf
(北総鉄道)
https://www.hokuso-railway.co.jp/topics/detail/43779
(東京都交通局)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2024/sub_p_2024102211747_h_01.pdf
(芝山鉄道)
https://www.sibatetu.co.jp/news/2024/10/content-12.html
この情報は、ななさん、シンデレラハネムーンさんからいただきました。ありがとうございました。
北総鉄道では、22時台に新鎌ヶ谷発印西牧の原ゆき普通を1本増発し、アクセス特急から新鎌ヶ谷で接続させる。これにより、帰宅時間帯のすべてのアクセス特急は新鎌ヶ谷で普通の接続があることになるという。
都営地下鉄浅草線では平日、朝7時台に西馬込−泉岳寺間で1往復を増発する。夜19時台には泉岳寺−押上間で1往復を増発する。これが押上始終着になるのか京成線直通になるのかは不明だ。さらに朝5時台に現行では京急からの青砥ゆきを、アクセス特急(現行では押上始発)に変更する。土休日にも9時台に西馬込−泉岳寺間で1往復を増発する。
京成電鉄は、スカイライナーの上り列車を夜間に増発し、20分間隔の時間帯を拡げる。また、19〜20時台の下り2本について、新たに青砥・新鎌ヶ谷に停車させる。このほか、モーニングライナー、イブニングライナーの料金について、現在の450円均一から、対距離制の段階形に変更する。上野−成田間では600円となる。
京成については、一般列車についてはリリースではほとんど発表されなかった。時刻表の発売が待たれるいつも通りの展開になっている。
ここから私見。京成については昨年の改正で、夜の浅草線直通列車について、通特の一部を快速に変更する動きがあり、浅草線もエアポート快特の運転時間帯縮小がありました、今年も似たようなことがあるのでしょうか。時刻表の発表を待ちたいと思います。
(京成電鉄)
https://www.keisei.co.jp/cms/files/keisei/MASTER/0110/FSsgDYdY.pdf
(北総鉄道)
https://www.hokuso-railway.co.jp/topics/detail/43779
(東京都交通局)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2024/sub_p_2024102211747_h_01.pdf
(芝山鉄道)
https://www.sibatetu.co.jp/news/2024/10/content-12.html
この情報は、ななさん、シンデレラハネムーンさんからいただきました。ありがとうございました。
[京急]イブニング・ウイング号が蒲田・川崎・横浜にも停車。大師線は終電繰り下げ。2023/11/23にダイヤ改正
京浜急行電鉄は2024年11月23日にダイヤ改正を行う。(京成、北総、都営浅草線についてはこちらの記事)
イブニング・ウイング号の全列車が、新たに京急蒲田、京急川崎、横浜に停車する。快特の停車駅と揃う格好になるが、いずれも乗車専用の扱いで、乗車にはWing Ticketが必要になる。降りることはできない。
また、現行ダイヤでは一般車に併結されているイブニング・ウィング14号・16号は、他と同じく8両編成での運行に変更となり、一般車併結は解消される見通しだ。
一般列車での変更点は、深夜0時台に羽田空港第1・第2ターミナル始発品川ゆきの快特が増発される。土休日には、早朝に金沢文庫始発羽田空港ゆき、深夜に羽田空港始発金沢文庫ゆきのそれぞれ急行が増発される。
大師線の下り終電が15分程度繰り下げされる。現行では京急川崎0:03発だが、0:17発となる。リリースでは「お客様のご利用状況に鑑み」と記されている。
ここから私見。地味ですが、大師線の終電繰り下げは興味深いと思いました。終電繰り上げが一つのトレンドとなってきた中で、逆張りをするのですから。沿線の住宅開発の進展と、それを京急側が歓迎している空気があるのだろうと思います。
https://www.keikyu.co.jp/company/news/2024/20241022HP_24100TE.html
この情報は、ななさん、夏海さん、シンデレラハネムーンさんからいただきました。ありがとうございました。
イブニング・ウイング号の全列車が、新たに京急蒲田、京急川崎、横浜に停車する。快特の停車駅と揃う格好になるが、いずれも乗車専用の扱いで、乗車にはWing Ticketが必要になる。降りることはできない。
また、現行ダイヤでは一般車に併結されているイブニング・ウィング14号・16号は、他と同じく8両編成での運行に変更となり、一般車併結は解消される見通しだ。
一般列車での変更点は、深夜0時台に羽田空港第1・第2ターミナル始発品川ゆきの快特が増発される。土休日には、早朝に金沢文庫始発羽田空港ゆき、深夜に羽田空港始発金沢文庫ゆきのそれぞれ急行が増発される。
大師線の下り終電が15分程度繰り下げされる。現行では京急川崎0:03発だが、0:17発となる。リリースでは「お客様のご利用状況に鑑み」と記されている。
ここから私見。地味ですが、大師線の終電繰り下げは興味深いと思いました。終電繰り上げが一つのトレンドとなってきた中で、逆張りをするのですから。沿線の住宅開発の進展と、それを京急側が歓迎している空気があるのだろうと思います。
https://www.keikyu.co.jp/company/news/2024/20241022HP_24100TE.html
この情報は、ななさん、夏海さん、シンデレラハネムーンさんからいただきました。ありがとうございました。
タグ:京急